四字熟語「外柔内剛(がいじゅうないごう)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「外柔内剛(がいじゅうないこう)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「外柔内剛」の意味をスッキリ理解!

外柔内剛(がいじゅうないごう):外見は穏やかで大人しそうに見えても、中身はしっかりしていて強い意志があるということ

「外柔内剛」の意味を詳しく


「外柔内剛」とは、見た目は穏やかそうに見えても、中身はしっかり自分の軸があるということです。

「外柔内剛」は、良い意味で使われることが多い言葉です。相手が外見の印象とは異なって、芯の通った行動をし、その人にギャップを感じた場合に使用します。

物腰は柔らかいけれど、行動には芯が通っているということなので、仕事においても重宝される人物です。

 

「柔(じゅう)」は、「優しいこと」「穏やかなこと」などを意味します。「剛」は、「芯がしっかりしていること」「固いこと」を意味します。

これらの言葉の意味から、外は「柔」らかく、内は「剛」と書く、「外柔内剛」の意味が成立します。

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「外柔内剛」の使い方

  1. A子さんは優しくて穏やかに見えるが、芯は強い。外柔内剛な人物だ。
  2. 外柔内剛な人柄に惹かれて、彼との結婚を決めた。
  3. 新しい上司は、外柔内剛という言葉がぴったりの、素晴らしい方だ。
  4. 普段は大人しい父が、ある時、痴漢(ちかん)した者を捕まえた。その勇敢な行動で、父は外柔内剛だということが分かった。

「外柔内剛」の由来

「外柔内剛」の由来は、『晋書(しんじょ)』の一節です。

『晋書』とは、中国の唐時代(618年–907年)に、太宗(たいそう)の命令によって書かれた晋時代(265年–420年)の正史です。

 

この『晋書』の中の「甘卓伝(かんたくでん)」に、由来となった文があります。

原文は、「卓は、外柔らかく、内剛(つよ)く、政を為すに簡恵(かんけい)なり。」というものです。

これ現代語訳にすると、「卓(人物の名前)は、外見は穏やかだが内心は強く、政治ははっきりしていて慈悲(じひ)深い。」になります。卓とは、甘卓(かんたく)のことで、中国の晋時代の官僚(かんりょう)・軍人であった人物です。生年は不明ですが、322年に亡くなりました。

 

この文が「外柔内剛」の由来となりました。

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「外柔内剛」の類義語

「外柔内剛」には以下のような類義語があります。

  • 内剛外柔:見た目は穏やかそうに見えても、中身は芯が通っていてしっかりしていること

「外柔内剛」の対義語

「外柔内剛」には以下のような対義語があります。

  • 内柔外剛:内面は気が弱いのに、見た目は強く見えること
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「外柔内剛」の英語訳

「外柔内剛」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • A man who is gentle and mild in appearance,but tough in spirit.
    (見た目は優しそうで穏やかだが、精神は強い人)
  • Gentle on the outside,but tough on the inside.
    (外見は穏やかだが、内面は強い)
  • Being gentle in appearance,but study in spirit.
    (見た目は優しそうだが、中身はしっかりしている)

まとめ

以上、この記事では「外柔内剛」について解説しました。

読み方 外柔内剛(がいじゅうないごう)
意味 外見は穏やかで大人しそうに見えても、中身はしっかりしていて強い意志があるということ
由来 『晋書』の一節、「卓は、外柔らかく、内剛く、政を為すに簡恵なり。」から
類義語 内剛外柔
対義語 内柔外剛
英語訳 Gentle on the outside,but tough on the inside.(見た目は優しそうで穏やかだが、精神は強い人)

外柔内剛な人物は、どの環境においても慕われる存在でしょう。

「内柔外剛」ではなく、「外柔内剛」な人物になれるように努力しましょう。

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