知って楽しむ!「フレグランス」「香水」「コロン」の違い

違いのギモン

香水には、色々な種類があるので、気分によって変えているという人も多いのではないでしょうか。

しかし、初心者にとっては、種類が多すぎて分からないですよね。この記事では、「フレグランス」「香水」「コロン」の違いについて解説します。

結論:「香水」と「コロン」は「フレグランス」の一種

「フレグランス」は、香り製品全般のことを指します。

その中でも、「香水」は、エタノールと香料でできた液体のことを指します。

そして、「コロン」は、香水の一種です。

つまり、「コロン」は「香水」に分類され、「香水」は「フレグランス」に分類されます。

「フレグランス」をもっと詳しく


「フレグランス」は、香り製品全般のことを指します。香り製品とは、化粧品、芳香剤、石鹸などのことを言います。香水もこの中に含まれます。現在は、多くの香料会社が、フレグランスという言葉を使用しています。ちなみに、食品に使われる香料は「フレーバー」と言います。

フレグランスに使用される香りの種類は、主にグリーン、フローラル、シプレ、オリエンタルがあります。

「フレグランス」の種類
  • グリーン:サッパリとした香りもあれば、甘めの香りもある
  • フローラル:花のような香りで、スタンダードな香り
  • シプレ:温かみのある香り
  • オリエンタル:パーティーに合うような香り

グリーンには、ハーブやリーフが含まれています。シプレは、柑橘系の香りにオークモス、パチュリなどの木のような香りをあわせたものです。

オリエンタルは、動物からとれる香料を使ったものです。シナモン、クローブなどのスパイスを使ったものがあります。そのほかには、ムスクやアンバーなどを使ったものもあります。

もともとは「良い香り」という意味

「フレグランス」は、香料業界では香り製品をもっぱら指しますが、もともとは「良い香り」という意味で用いる英語です。

例文
The flower I saw in the park giving off a nice fragrance.
(公園で見たあの花は、良い香りを放っていた。)

香り製品を指すのは、原義から派生した使われ方だということですね。

「香水」をもっと詳しく


「香水」は、エタノールと香料を使った香り製品のことを指します。日本では、オーデコロン、オードトワレ、オードパルファム、パルファムの4種類をまとめて香水と呼んでいます。

厳密に言うと、香水は、パルファムのことです。パルファムはフランス語です。英語では “perfume” と言います。日本の薬事法では、分類とルールは特に決まっていません。そのため、メーカーによって名前が多少違う可能性あります。

種類濃度解説
オードトワレ5%~10%3~4時間
オードパルファム10%~15%5~12時間
パルファム15%~30%5~12時間

オードトワレは、日常生活で使うのに適しています。 “eau de toilette” という綴りのため、 “EDT” と表記されます。オードパルファムは、パルファムに似て、香りに深みがあります。持続時間も長いことから、つけすぎには注意が必要です。

しかし、パルファムよりも、濃度が低いので、価格はパルファムよりも安いことが多いです。 “eau de parfum” という綴りのため、 “EDP” と表記されます。

オードやオーデとは、「水の」という意味であるため、濃度が低くなっていることを表しています。現在は、英語圏でもオーデというと、香水を連想させます。

「コロン」をもっと詳しく


「コロン」とは、香水の一種です。香りが軽く、持続時間も短いため、「シャワー感覚で使える」と言われるほど、気軽に使うことのできる香水です。

コロンは、オーデコロンと呼ばれます。濃度は、1~5%で、香りの持続時間は、1~2時間ほどです。濃度が高くないので、初めて香水を買う人に向いています。

ラベルには、 “eau de Cologne” という綴りのため、 “EDC” と表記されています。香りの種類は、柑橘系やシトラス系などのサッパリとした香りが多いです。

ちなみに、英語圏では、香水は香水でも、女性に対しては、 “perfume” と呼び、男性に対しては、 “cologne” と呼ぶことが多いです。

まとめ

以上、この記事では、「フレグランス」「香水」「コロン」の違いについて解説しました。

  • フレグランス:香り製品全般のこと
  • 香水:エタノールと香料を使った香り製品
  • コロン:香水の一種
それぞれが違うというよりは、フレグランスの一部として香水があり、香水の一種としてコロンがある、という関係性なのですね。

初心者の場合、香料の濃度が低めのコロンから始めてみて、慣れてきたら濃度の高いものに挑戦していくと良さそうですね。