「ファイバー」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ファイバー」です。

「ファイバー」の意味・使い方・語源・類義語・数学におけるファイバー・コンピュータにおけるファイバーについてわかりやすく解説します。

「ファイバー」の意味をスッキリ理解!

ファイバー(fiber):繊維・糸状のもの

「ファイバー」の意味を詳しく

「ファイバー」とは、繊維・糸状のもののことです。

ファイバーは主に、「〇〇ファイバー」の形で繊維の種類を指す言葉として使われます。また、繊維・糸状のものを指す言葉であるため、食物繊維のことをファイバーと呼ぶこともあります。

他にも、バルカンファイバーの略称としてファイバーという表現が使われることもあります。

ここでは、代表的なファイバーの例を三種類と、バルカンファイバーについて詳しく説明します。

グラスファイバーとは

グラスファイバーとは、ガラスを伸ばして非常に細くした、人工的に作られた繊維のことです。

グラスファイバーは工業的に生産された初めての無機繊維です。製造する際には、1300℃以上の高温で溶融防糸(ようゆうぼうし)が行われます。グラスファイバーは発がん性がないため、人間にとって安全な繊維として長く使われています。

溶融防糸:原料を熱で溶かし繊維状にした後、冷やして固める方法

グラスファイバーは主に、建築資材や断熱材に使われます。

カーボンファイバーとは

カーボンファイバーとは、エポキシ樹脂で炭素繊維を織り込んだシートを挟み込んで製造された繊維のことです。

エポキシ樹脂:特殊な塗料や接着剤として使われる熱硬化性樹脂のこと

カーボンファイバーは日本で発明された繊維です。非常に軽く、強度も高く、熱にも強いという特徴があります。そのため、スキーの板や自動車のフレームなどに使われています。

光ファイバーとは

光ファイバーは、光によって情報を伝える際、光を伝えるものとして用いる繊維のことです。

光ファイバーはガラスやプラスチックが元となって作られています。また、「光ファイバー」という表現でインターネットのデータを送る光回線を指すこともあります。

バルカンファイバーとは

バルカンファイバーは代用皮革の一種です。

バルカンファイバーは、木綿やパルプを塩化亜鉛の高濃度の溶液に浸して作られます。かばんやスポーツ用具などにバルカンファイバーは用いられます。

「ファイバー」の使い方

  1. この製品はファイバーを使って作られている。
  2. ファイバーにより、データ通信が速くなった。

上の一つ目の例文のように、製品の素材を説明する際に「ファイバー」という単語はよく用いられます。

「ファイバー」の語源

ファイバーの語源はラテン語の “fibra” です。

この言葉には「糸・繊維状のもの」という意味があります。この言葉が派生して、“fiber”になったと考えられています。

「ファイバー」の類義語

ファイバーには以下のような類義語があります。

  • 繊維
  • 細糸

数学における「ファイバー」

数学でもファイバーという単語が使われることがあります。

この場合は、集合論や代数幾何学(だいすうきかがく)の分野における、特定の概念のことを指して使われます。

コンピュータにおける「ファイバー」


コンピュータ用語にもファイバーというものが存在します。

この場合は、計算機科学(けいさんきかがく)の分野における、非常に軽量な実行スレッドを指す用語としてファイバーが用いられます。

スレッド:CPU利用の単位

まとめ

以上、この記事では「ファイバー」について解説しました。

英語表記ファイバー(fiber)
意味繊維・糸状のもの
語源ラテン語の「糸・ひも」を意味する言葉“fibra”
類義語繊維など
数学におけるファイバー集合論・代数幾何学における特定の概念
コンピュータにおけるファイバー計算機科学の分野における、非常に軽量な実行スレッド

このように、ファイバーは様々な場面で使われる単語です。場面によって大きく意味が異なるため、使い分けが出来るようにしましょう。