今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「フィーチャリング」です。
「フィーチャリング」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。
☆「フィーチャリング」をざっくり言うと……
英語表記 | フィーチャリング(featuring) |
---|---|
意味 | 主役に据える |
語源 | 英語の “featuring” |
類義語 | コラボ、ゲストなど |
「フィーチャリング」とは?
「フィーチャリング」の意味を詳しく
「フィーチャリング」は、「主役に据える」という意味のカタカナ語です。「特定の人物や特色として際立たせる」という意味があります。音楽用語としてよく使われます。その際の意味は、「客演」という意味です。誰かを客として招くということです。
「フィーチャリング」の使い方
- 新しいアルバムのフィーチャリングアーティストを決める。
- 著名なアーティストをフィーチャリングすることで知名度が高まる。
- フィーチャリングすることで、自分ではできないことができるようになる。
「フィーチャリング」を使用するのは、主に音楽です。その際「フィーチャリング」は文中ではあまり使いません。表記の一部として「フィーチャリング」の単語だけを使います。
例えば、「『アーティストA』フィーチャリング『アーティストB』」というように表記します。文章にはなっていませんが、この表記だけ見ると意味がわかる形式です。
この表記では、「アーティストA」が「アーティストB」を招いたということになります。つまり前方に記述した人が後方に記述した人を招くという関係です。
フィーチャリングは音楽用語の中でも「ヒップホップ」という音楽ジャンルの中で使用されることが多いです。特にラッパーと女性シンガーが「フィーチャリング」していることがよくあります。
「フィーチャリング」の語源
「フィーチャリング」の語源は、英語の “featuring” です。日本語にそのまま訳すと、「特集」という意味です。しかしながら、この意味以外にも様々な意味で使用されます。
また、この形はもともと “feature” から来ています。「顔の造り」「顔立ち」「特色」「見せ物」という意味があります。
「フィーチャリング」の類義語
「フィーチャリング」には以下のような類義語があります。
- コラボ:共作
- ゲスト:客人
特に専門分野が異なる人同士が一緒に作業を行うことを「コラボする」ということが多いです。「フィーチャリング」の場合には「招待する側」と「招待される側」という関係が発生します。
しかしながら「コラボ」の場合は、対等であることが多いです。一緒に何か取り組む様子を表しています。
「ゲスト」は、「客人」という意味のカタカナ語です。家に招待して遊びに来た人も「ゲスト」と呼びます。しかしながら、「フィーチャリング」のように「主役に据える存在の人」も「ゲスト」と呼ぶことができます。
また、「フィーチャリング」で招かれた人のことを「フィーチャリングゲスト」と呼ぶこともあります。その他の使い方には「ゲストスピーカー」「ゲストハウス」があります。
まとめ
以上、この記事では「フィーチャリング」について解説しました。
英語表記 | フィーチャリング(featuring) |
---|---|
意味 | 主役に据える |
語源 | 英語の “featuring” |
類義語 | コラボ、ゲストなど |
「フィーチャリング」は、音楽をよく聞く人にとっては、馴染みの深い単語です。しかしながら自分が会話の中で使用することは少ないです。そのため意味をはっきりと覚えている人も少ないです。
ぜひこの記事で、「フィーチャリング」の意味や使い方を覚えて実際の生活で使用できるようにしましょう。