「フィジビリティ」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「フィジビリティ」です。

「フィジビリティ」の意味・使い方・語源・類義語・フィジビリティスタディについてわかりやすく解説します。

「フィジビリティ」の意味をスッキリ理解!

フィジビリティ(feasibility):事業の実現可能性、実行可能性

「フィジビリティ」の意味を詳しく

「フィジビリティ」とは、事業が実現する可能性のことです。

新規事業の立案の際、企業は投資家から支援金を貰う必要があることが多いです。その際に、投資家に事業が成功すると思わせる必要があります。投資家を納得させる項目として、実際にその事業が机上の空論で終わらないかを判断するフィジビリティがあるのです。

文献によってはフィージビリティと記載されることもありますが、これも意味はフィジビリティと同じです。

IT業界においては、システムを構築する上でのシステムの実現性を検討する際にフィジビリティという言葉が使われます。

このように、業界によってフィジビリティの使い方は微妙に異なります。

「フィジビリティ」の使い方

  1. アイデアとしては素晴らしいが、フィジビリティについて考えられていないため、この企画を採用することはできない。
  2. 新規事業提案を成功させるため、フィジビリティについて念入りに検証する。

上の例文のように、フィジビリティは事業計画について話す際に、事業が本当に実現可能かどうかを示すために使われます。

「フィジビリティ」の語源

フィジビリティの語源は英語の “feasibility” です。

英語をカタカナ読みした際の音で、フィジビリティと呼ばれるようになりました。

「フィジビリティ」の類義語

フィジビリティには以下のような類義語があります。

  • 実現可能性:ある物事が実現する見込みのこと
  • 実行可能性:ある物事を実行できる可能性のこと
  • 実現見込み:ある物事が実現できるかどうかの予想

上記の3つは “feasibility” の訳語であるため、同じ文脈の中で使うことができます。

フィジビリティスタディ

事業を成功させるため、上記で説明したフィジビリティについて、多角的な視点からの検証を行うことがあります。この検証のことを、フィジビリティスタディと呼びます。

フィジビリティスタディでは、実現の可能性について主に社会や環境といった外部要因と、社内の人材といった内部要因に分けて考えていきます。

ここでは、それらの代表例を詳しく説明します。

外部要因・業界の動向

せっかく新規事業を立ち上げたとしても、立ち上げた先の業界が今後縮小傾向にある場合、市場規模の減少と共に顧客数の低下が予想されるため、当初の利益が見込めなく恐れがあります。その結果、フィジビリティが低いものとして見られるようになります。

それに対して業界が拡大傾向にある場合は、予想した利益の達成は容易であると捉えられるため、フィジビリティが高くなる傾向にあります。

外部要因・競合状況

新規事業の内容と似た内容をすでに他社が実行している場合には、オリジナリティがないものとして見なされるほか、その他社と顧客の奪い合いになるため事業の拡大が見込みにくくなります。そのため、フィジビリティが低いものとして見られるようになります。

内部要因・人材

新規事業を立ち上げたとしても、それ以外の事業に人材を目いっぱい使用している場合には、新規事業に回す人が確保できないとしてフィジビリティが低い事業として見られるようになります。

内部要因・技術

せっかくよい新規事業の案を考えたとしても、自社の技術で行うことができるレベルを超えたものを提案した場合には、フィジビリティが大きく低下した企画として見られます。

逆に、自社のみがもつ技術を使用した新規事業を立案した場合には、他社に真似されない企画と見なされ企画の価値は高くなります。

まとめ

以上、この記事では「フィジビリティ」について解説しました。

英語表記フィジビリティ(feasibility)
意味事業の実現可能性、実行可能性
語源英語 “feasibility”
類義語実現可能性、実行可能性など
フィジビリティスタディフィジビリティを様々な視点から捉え、検討すること

このように、フィジビリティとは実現可能性を表す言葉です。ビジネスの際には使うことがありますが、あまり一般的に使う言葉ではありません。いきなりこの言葉を使うと意味が伝わらないこともあるため、使う相手には注意しましょう。