今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「アイキャッチ」です。
「アイキャッチ」の意味、分野ごとの意味、使い方、語源、類義語についてわかりやすく解説します。
☆「アイキャッチ」をざっくり言うと……
英語表記 | アイキャッチ(eyecatch) |
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意味 | 見る人の注意を引きつける画像や映像td> |
語源 | 「目をとらえる」という意味の英単語 “eye catch” |
類義語 | サムネイル |
このページの目次
「アイキャッチ」の意味をスッキリ理解!
「アイキャッチ」の意味を詳しく
「アイキャッチ」とは、見る人の注意を引きつける画像や映像のことです。
「アイキャッチャー」と言われることもあります。
テレビやインターネット、広告業界などでよく使われる言葉です。
分野ごとの「アイキャッチ」の意味
「アイキャッチ」が使われるのは以下のような分野・場面です。
- テレビ
- インターネット
- 広告
それぞれの意味を見ていきましょう。
テレビにおける「アイキャッチ」の意味
テレビ業界において「アイキャッチ」は、テレビ番組の中盤で、CMの前後に流される番組のタイトル画面のことです。
アニメなどでよく行われる手法です。
3秒間くらいの短い時間で、決まった音楽やナレーションが流れ、画面にはタイトルや目を引くような画像・映像が挿入されます。
これは、視聴者の目を引き付けて、そのままCMを見てもらおうとするという目的で使われます。また、CM後にも番組が続くことをわかりやすく伝える効果もあります。
インターネットにおける「アイキャッチ」の意味
インターネットにおける「アイキャッチ」とは、ブログや記事本文の最初に、読者の注意を引きつけるために載せられている画像のことです。
「目立つアイキャッチ」や「きれいなアイキャッチ」を使用すると、記事を見てもらえる確率が上がるとされています。
また、記事やブログの内容を反映した画像にすることで、内容のイメージを一目でとらえられるようにする効果があります。
広告における「アイキャッチ」の意味
店頭での商品陳列棚で、売れ筋商品やこれから店が売っていきたい商品に貼られている「今売れてます」などのPOPを「アイキャッチ」と言うことがあります。
このようなPOPは、赤や黄色などの派手な色で書かれていたり、太く大きい字で書かれていたりするなど、目を引くような工夫がされています。
「アイキャッチ」の使い方
「アイキャッチ」には以下のような使い方があります。
- この記事はアイキャッチが弱いから、閲覧率が伸びないのだろう。
- この番組のアイキャッチには番組のワンシーンが用いられている。
- アイキャッチによって商品が売り切れた。
➊の「アイキャッチ」は、インターネットの記事における画像を表しています。
➋の「アイキャッチ」は、テレビの途中で挿入される画像や動画を表しています。
➌の「アイキャッチ」は、商品棚に貼られるPOPを表しています。
「アイキャッチ」の語源
「アイキャッチ」の語源は英語の “eyecatch” です。
“eye” には以下の3つの意味があります。
- 目
- 視力
- 注目
“catch” には、以下の3つの意味があります。
- 捉える
- 捕まえる
- つかむ
ここからわかるように、英語の “eyecatch” は「目を捉える」「注目をつかむ」などの意味だと分かります。
ただし、実際に英語で「アイキャッチ」を表現したいときは、 “an eye-catching image” “featured image” と言うといいでしょう。
単に“eye catch”と言ってしまうと、 “I catch” と混同してしまうので注意が必要です。
「アイキャッチ」の類義語
「アイキャッチ」には以下のような類義語があります。
- サムネイル:画像などの縮小した見本のこと
「サムネイル」は「サムネ」と略されることもあります。
「サムネ」についての詳しい記事はコチラをご覧ください。
まとめ
以上、この記事では「アイキャッチ」について解説しました。
英語表記 | アイキャッチ(eyecatch) |
---|---|
意味 | 見る人の注意を引きつける画像や映像td> |
語源 | 「目をとらえる」という意味の英単語 “eye catch” |
類義語 | サムネイル |
本来の言葉の意味はもちろん、使われる場面ごとの意味まで覚えておきましょう。