「エクセレント」の意味とは?類語や英語のスペルから使い方まで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「エクセレント」です。

「エクセレント」の意味・使い方・語源・類義語・対義語について分かりやすく解説します。

☆「エクセレント」をざっくり言うと……

英語表記エクセレント(excellent)
意味秀でた、ずば抜けてよい
語源英語の excellent
類義語グッド、パーフェクト
対義語バッド、プアー

「エクセレント」とは?

エクセレント(excellent):秀でた、ずば抜けてよい

「エクセレント」の意味を詳しく

「エクセレント 」は「秀でた、ずば抜けてよい 」というのが主な意味のカタカナ語です。他にも「優秀な」「優れた」という意味もあります。

たとえば、美味しい食べ物を食べて、思わず「エクセレント」と口にしている人がいますよね。素晴らしいと感じた物や事を「エクセレント」と言い表すことができます。

「エクセレント」の使い方

  1. エクセレントなひと時を過ごすにはどうするべきだろうか。
  2. 上司が彼の働きぶりはエクセレントだと認めた。
  3. エクセレント企業にノミネートされる。

「エクセレント」を使用するのは主に人や物を褒めるときです。たとえば、他の人が何か仕事を完璧にこなしていたとします。その動作を「エクセレント」と表現でき、「エクセレントな仕事ぶり」などと言います。

また、「エクセレント」は形容詞ですので、「よい行動を取る」と言いたいときに「エクセレントする」と言わないので注意しましょう。また、「エクセレントな」「エクセレントだ」という形で使用することが多いので覚えておきましょう。

①の例文の「エクセレント」は「優雅な」とも言い換えられます。いつもより優れている時間のことですね。③の例文の「エクセレント企業」とは「エクセレントカンパニー」とも言い換えられます。「エクセレント企業」とは、顧客との密着性や生産性などの項目が優れている会社のことです。

「エクセレント」の語源

「エクセレント」の語源は英語の excellent です。カタカナ語とほぼ同じ「優秀な」「優れている」という意味です。カタカナ語の意味から考えると、あまり聞きなれないのは「優れた成績」です。英語の場合は成績を表す単語としても使用します。

成績のことを英語で grade というのを聞いたことがある人もいるでしょう。英語圏では成績をよい順番に Excellent , Good , Average , Passing , Failure で評価します。つまり、1番よい評価として excellent は使われるのですね。

ex が「外へ」 cel が「上げる」 ent が「性質」を意味します。つまり「他よりも上である」というのがこの単語の中心的イメージです。

「エクセレント」の類義語

「エクセレント」には以下のような類義語があります。

  • グッド:よい
  • パーフェクト:完璧な
「グッド」は「よい」という意味のカタカナ語です。「グッド」は最も使用されるカタカナ語の1つです。「グッド」が「エクセレント」と異なっているのはよさの度合いです。「グッド」は単純にいいなと思っている程度です。

しかしながら、「エクセレント」の場合は他と比べても引けを取らないくらいよいと感じるときに使用します。「グッド」の中で、秀でているものが「エクセレント」です。

 

「パーフェクト」は「完璧な」という意味のカタカナ語で、語源は英語の perfect です。カタカナ語にない意味では「熟達させる」「遂行する」などがあります。「エクセレント」「グッド」と比べると、「パーフェクト」の方が完成度や達成度が高いときに使用しますよね。

語源をさらに辿るとラテン語で「完璧に作る」という意味でした。

英語とカタカナ語のパーフェクトがそれぞれ示すニュアンスには、微妙な違いがあります。カタカナ語の「パーフェクト」は100%物事が上手く行ったとき、その状況を表すために使用します。しかし英語の perfect の場合、達成度が80%でも上手くいっていれば使うことができます。

「エクセレント」の対義語

「エクセレント」には以下のような対義語があります。

  • バッド:悪い
  • プアー:貧しい

「バッド」「悪い」という意味のカタカナ語です。「バッド」は厳密に言うと「グッド」の対義語になります。しかし、「グッド」と「エクセレント」は類義語同士なので、「バッド」も「エクセレント」の対義語になります。

「バッド」はネガティブな事について言及するときに使います。たとえば、「バッドタイミング」などと言いますね。これは「タイミングがよくなかった」という意味です。「バッド」はよくない事全般に対して使用することができます。

 

「プアー」「乏しい」「貧しい」という意味で、語源は英語の poor です。

たとえば、分からない単語の意味を調べたとき、辞書の説明が不十分で分かりづらいときもあります。その状態を「プアー」と言います。この場合は「辞書に書いてある説明がプアーだった」と表現できますね。その他にも、服が「プアー」だといえば、素材が悪いということです。

まとめ

以上、この記事では「エクセレント」について解説しました。

英語表記エクセレント(excellent)
意味秀でた、ずば抜けてよい
語源英語の excellent
類義語グッド、パーフェクト
対義語バッド、プアー

「エクセレント」は褒めるときによく使用します。人の行動を「エクセレント」と褒めてあげると相手が喜びます。人間関係をよくしてくれるカタカナ語です。

ぜひこの記事で「エクセレント」の意味や使い方を理解して実際の生活でも役に立てるようにしましょう。