「エビデンス」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「エビデンス」です。

「エビデンス」の意味・使い方・類義語についてわかりやすく解説します。

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「エビデンス」とは?

エビデンス(evidence):証拠

「エビデンス」の意味を詳しく

「エビデンス」は証拠という意味です。その他にも証言や根拠、形跡といった複数の意味があります。

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「エビデンス」の使い方

  1. 卒業論文を書くときには、エビデンスが必要である。
  2. エビデンスは、ディベートでも大切だ。
  3. 予測とエビデンスは異なるものだ。

「エビデンス」が日常会話で使われることは基本ありません。「エビデンス」が使われるのは、教育や学術の場面です。しかしながら、教育といっても中学や高校といった、知識を獲得するための授業ではありません。

大学など高等教育で使われます。そのため、日本語なのにも関わらず、大学に入って初めて使い方を知ったという人も多いです。

 

大学が中学や高校と学ぶ内容が根本的に違うのは、考え方を学ぶからです。中学や高校は、知識をひたすら覚えるだけです。しかし、大学では「AだからB、BだからC、すなわちAはCである」といった考え方を学びます。その考え方に「エビデンス」が必要で、使用されるのです。

知識を獲得するだけでなく、獲得した知識を用いて人を納得させることまで、高等教育では求められます。人を納得させるためには、「エビデンス」が必要です。

例えば地球は青いと言いたいときに、青いと言える証拠が必要です。海の色が青いので、地球が青く見えるわけです。この部分が「エビデンス」になります。つまり、海が青いからということです。このように「エビデンス」を使用します。

 

①の例文は、論文に関する例文です。大学に陸上競技で走り方のフォームを変えたらスコアが上がったなど「ブレイクスルー」の一例になります。入学すると、多くの人は卒業論文というものを書きます。卒業論文は、自分が4年間かけて学んだことを活かして書きますが、ただ書くだけではいけません。

学んだことを活かして、どのような新しい発見があったのかを人に納得して読んでもらう必要があります。つまり、きちんと「エビデンス」を挿入して書くことが求められます。

例えば、心理学を専攻していて男女間の一目惚れの差異について書くとします。一般的に男性が一目惚れしやすいと聞いたから、それを「エビデンス」として書くということはできないのです。

 

「エビデンス」は、聞いた話ではなく自分が自分で手に入れた情報を使わなければなりません。例としては、一目惚れのしやすさを調査するためにアンケートによる調査をすることなどがあげられます。

その実験で得られた結果からこういうことが分かったという論文を作ることができます。実験は「エビデンス」の一例です。こうした調査などの「エビデンス」を挿入することが卒業論文には大切なのです。

 

②の例文は、ディベートに関する例文です。ディベートとは討論のことですが、言い争いや意見交換会ではありません。何かに対して賛成か反対か立場を明らかにした上で、その根拠を述べる必要があります。

そして、周囲で聞いている人を納得させるのです。論文とディベートは異なっていますが、書く時以外にも「エビデンス」は求められます。例えば、駅にはエスカレーターを設置すべきだという主張があったとします。

なぜならば車イスの人もいるからというのが理由です。この場合の「エビデンス」は、1日何人の車イスの人がいて何人がエスカレーターを利用するかなどといったデータになります。

つまり、根拠となる「エビデンス」が必要です。このように、ディベートを行うときにも他人を納得させるため「エビデンス」を説明するのです。

 

③は、予測とエビデンスについて述べた例文です。「予測」は、何か事実に基づいて、きっとこうなるだろうといった考えです。それに対して「エビデンス」は、データなどです。

つまり、すでに起こった過去のことである場合が多く、事実に基づいたものです。また、「予測」は「エビデンス」から導き出される場合も多くあります。

「エビデンス」の類義語

「エビエンス」には以下のような類義語があります。

  • リーズン: 理由
  • アリバイ :証拠

「リーズン」は、理由という意味ですが、こちらも日常会話でわざわざカタカナ語で使いません。しかし、「エビデンス」とセットで使われることが多いです。

例えば、「人を納得させるためには『リーズン』が必要」というように使います。人を納得させるという点において「エビデンス」と「リーズン」は似ています。

しかしながら異なっているのも事実です。考え方としては、「リーズン」の中に「エビデンス」があります。何かの主張に対して根拠を述べるときには、「リーズン」です。

その「リーズン」を強く補強するために用いられるのが「エビデンス」です。だから「エビデンス」にはデータや事実に基づいたものが挙げられるのです。この点を覚えておくと、「リーズン」なのか「エビデンス」なのか混同しなくて済みます。

 

「アリバイ」は、証拠という意味なので、「エビデンス」と似ています。「アリバイ」というカタカナ語のルーツは英語ではなく、ラテン語です。ラテン語で、他の場所にいるという意味でした。

それが日本語にカタカナ語として輸入され、証拠という意味で使われるようになったのです。例えば、犯行が起こったとき、私はレストランにいた「アリバイ」があるというように使います。

このような例文は、ドラマなどでよく使われます。しかしながら、この「アリバイ」を「エビデンス」で置き換えることはできません。

 

なぜならば、「アリバイ」は「犯行が起こったときに別の場所にいた」という意味で使われるからです。つまり、証明の範囲が犯罪に限定されているわけです。

そのため「アリバイ」と「エビデンス」を併用することができないのです。また、「エビデンス」では新しい事象の解明など比較的ポジティブな文面で使われます。

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まとめ

以上、この記事では「エビデンス」について解説しました。

英語表記 エビデンス(evidence)
意味 証拠
類義語 リーズン、アリバイなど

「エビデンス」は、非常に難しい単語です。「エビデンス」は、普通に生活をしていれば日常会話で使う場面はやってこないでしょう。しかしながら大学など高等教育に携わる人口は増加しています。

教育や学術に関する専門用語に触れる人も多くなっているのです。もちろん、「エビデンス」はその専門用語の1つです。日常会話では使いませんが、学術分野ではとても初歩的な専門用語なのでこれが分からないと大変なことになってしまいます。

ぜひこの記事で「エビデンス」の使い方や意味を覚えて、実際に使いこなせるようになりましょう。

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