「会得(えとく)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「会得(えとく)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「会得」の意味をスッキリ理解!

会得(えとく):物事の大事な点を理解して、自分のものとすること

「会得」の意味を詳しく

「会得」とは、物事の大事な点をきちんと理解し、自分のものにすることを指します。また、何らかの技芸を身につけることも意味します。「会得」の「会」は、ここでは「理解すること」を指しています。

「会得」の読み方は「えとく」です。「かいとく」とは読まないため、注意しましょう。

 

「会得」と言う場合、対象の事柄を理解したり、対象のスキルを身につけたりすることは、当人にとってそう簡単ではなかったというニュアンスがあります。

たとえば、「カーブの投げ方のこつを会得する」と言う場合、カーブを投げる練習を積み重ね、次第にこつを理解し、やがて高い確率で再現できるようになることを指します。

「会得」は、他人から教わるにしろ、自分で勉強するにしろ、一定の努力を伴って何かを身につけることを言うのです。

「会得」の使い方

  1. 教室に何度も通い、花道の奥義を会得した。
  2. スノーボード合宿3日目で、ようやく滑り方のこつを会得した。

①は、花道の極意を理解し、自分の中でゆるぎない知識が築かれたことを表現しています。「教室に何度も通い」という記述から、一定の努力を伴うのが「会得」であると確認できます。

②では、スノーボードの滑り方のこつを十分に理解し、再現できるようになったことを「会得」と表現しています。「スノーボード合宿3日目」という記述から、こちらもまた一定の時間を努力に費やしたことがうかがえます。

「会得」の類義語

「会得」には以下のような類義語があります。

  • 体得(たいとく):体験を通して身につけること
  • 修得(しゅうとく):習いおさめて、自分のものにすること

「体得」は、実際に体験を通して何かを身につけることを指すため、主に何らかの技芸を身につける場合について使われることが多いです。

「修得」は、勉強を通じて、学問や技芸を身につけることを指します。そのため、特に学校などでの学びを通じて何かを身につける際には「修得」が用いられます。

上記2つの類義語に対して、「会得」は身につけるまでのプロセスを厳密に問わないのです。

「会得」の英語訳

「会得」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • understand
    (~を理解する)
  • master
    (~を十分に身につける)

understand は「知識を身につけること」、master は「技芸を身につけること」を指す場合に用いられます。

それぞれを用いた例文は以下の通りです。

例文
  • It is not easy to understand the secret principles of the tea ceremony.
    (花道の奥義を会得することは簡単ではない。)
  • Through the experiences studying overseas, he mastered three languages.
    (留学経験を通して、彼は3言語を会得した。)

まとめ

以上、この記事では「会得」について解説しました。

読み方会得(えとく)
意味物事の大事な点を理解して、自分のものとすること
類義語体得、修得
英語訳understand(~を理解する), master(~を十分に身につける)

「会得」は、「身につける」などの言葉で置き換えて使われることが多く、普段はあまり使わないことが多いかもしれません。ただ、「会得」はプロセスを問わずに何かを身につけることを指す言葉であるため、使える場面は非常に多いです。ぜひ、意味や使い方を覚えてみましょう。