「遠大(えんだい)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「遠大(えんだい)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「遠大」の意味をスッキリ理解!

遠大(えんだい):遠い将来まで見通して、規模が大きいこと

「遠大」の意味を詳しく

遠大は、遠と大という2つの漢字から構成されています。

「遠」はとおい・えんと読み、(距離や時間が)とおい、奥深いという意味を表します。遠大において、遠は時間が遠いという意味で用いられています。この意味で遠が用いられている熟語には、永遠などがあります。

「大」はおおきい・だいと読み、規模が大きい、数量・程度が大きいという意味を表します。遠大において大は規模が大きいという意味で用いられています。この意味で大が用いられている熟語には、壮大・増大などがあります。

 

この2つの漢字の意味から、遠大は遠い未来まで見通し、規模が大きいという意味を表します。

「遠大」と「壮大」の違い

「遠大」と似た意味を表す熟語に、「壮大」があります。この2つの熟語は、物事の規模が大きいという意味で共通していますが、それぞれの使い方は異なります。

  • 遠大:遠い将来を見通して、規模が大きいさま
  • 壮大:大きくて立派なこと

遠大は将来を見通すというニュアンスがあり、主に夢や計画などに対して用いられます。一方で、壮大は未来に関するニュアンスはなく、立派なという意味を表すため、建物などに対しても用いられます。

この2つの熟語は、共通する漢字も用いられており、混同しやすいため気をつけましょう。

「遠大」の使い方

  1. 彼には、幼い頃から抱く遠大な計画がある。
  2. 遠大な夢を語った結果、相手を呆れさせた。
  3. 彼の志は高尚遠大すぎて、なかなか理解されない。

①の例文では、「遠大な」という形で用いられています。このように、遠大は形容詞として主に用いられます。

②の例文においても、「遠大な」という形で用いられています。遠大には将来を見通すという意味も含まれるため、未来に関わる夢や計画などの単語に対し、よく用いられます。

③の例文で、遠大は「高尚遠大」という複合語として用いられています。遠大は物事の規模が大きいことを表すため、「高尚遠大」の場合は「とても高尚である」ことを表します。

「遠大」の類義語

遠大には以下のような類義語があります。

  • 壮大(そうだい):大きくて立派なこと
  • 盛大(せいだい):儀式などの規模が大きく華々しいこと
  • 極大(きょくだい):非常に規模が大きいこと
  • 豪壮(ごうそう):建物などの規模が大きく立派なこと
  • 雄大(ゆうだい):規模が大きく堂々としていること

これらの熟語は、規模が大きいという意味で遠大と共通していますが、遠大の将来を見通すという意味はありません。

「遠大」の対義語

遠大には以下のような対義語があります。

  • 狭小(きょうしょう):狭くて小さいさま
  • 卑小(ひしょう):ちっぽけなこと

どちらの熟語も、遠大の規模が大きいという意味に対する対義語です。

「遠大」の英語訳

遠大を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • grand
    (壮大)
  • ambitious
    (おおがかりな)
  • enourmous
    (巨大)

どの英単語も、遠大の規模が大きいという意味に対する英語訳です。

まとめ

以上、この記事では「遠大」について解説しました。

読み方遠大(えんだい)
意味遠い将来まで見通して、規模が大きいこと
類義語壮大、盛大、極大など
対義語狭小、卑小
英語訳grand(壮大)

遠大は、あまり普段目にしない熟語です。実際、日常会話などで用いられることは多くありませんが、福沢諭吉などが執筆した書物などにおいても遠大は用いられています。

将来まで見通して、規模が大きいという意味が特徴的な熟語であるため、しっかりと意味を理解しておきましょう。