「黎明期(れいめいき)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「黎明期(れいめいき)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳・黎明期以外の時期の表現についてわかりやすく解説します。

「黎明期」の意味をスッキリ理解!

黎明期(れいめいき):新しい物事が始まろうとする時期

「黎明期」の意味を詳しく

黎明期は新しい文化・時代・物事が始まる時期のことを指します。

黎明期の「黎明」とは、「夜明け、明け方」を意味する言葉です。また、「黎」には「青黒い、黒い」という意味があり、「明」には「あかるさ、はっきりしていること」という意味があります。

これらの漢字の意味から、暗いところから明るいところに出るというニュアンスが黎明期という表現には込められています。

 

黎明期という表現は、単に物事の始まりを指すだけでなく、その後成功したり発展したりした物事の始まりを指す言葉として使われます。

黎明期の例

黎明期という言葉が使われる表現として、「インターネット黎明期」という言葉があります。これは1990年代初頭を表す言葉で、この時期にインターネットサービスが普及し始めました。

また、最近では仮想通貨が流行りだしたことから、今の時代のことを「仮想通貨黎明期」と考えることもあります。

 

また、黎明期は人物に対しても使用することが出来る表現です。

人気のある芸能人やスポーツ選手がデビューした時期のことを、黎明期と呼ぶこともあります。

「黎明期」の使い方

  1. ゲーム黎明期から私はコンピュータゲームを続けてきた。
  2. 彼女は会社の黎明期から働いてきたベテランだ。

黎明期という表現は、一つ目の例文のように「〇〇黎明期」という、黎明期の前に何かしらの言葉をつけて使われることが多いです。

「黎明期」の類義語

黎明期には以下のような類義語があります。

  • 草創期(そうそうき):物事の始まりの時期
  • 萌芽期(ほうがき):植物が目を出す時期・物事の初めの時期
  • 創成期(そうせいき):物事が初めて成立した時期
  • 揺籃期(ようらんき):物事が発展する最初の段階・揺りかごに入っている時間
  • 暁(あかつき):夜明け・夜半から夜の明けるところまで

物事の始まる時期を意味する言葉には、黎明期以外にも草創期や萌芽期など、さまざまな表現が存在します。

「黎明期」の対義語

黎明期には以下のような対義語があります。

  • 薄暮(はくぼ):夕暮れ
  • 衰退期(すいたいき):栄えていたものが衰える時期

「薄暮」には「薄暮期」という表現はありません。注意しましょう。

「黎明期」の英語訳

黎明期を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • early days
    (黎明期)
  • dawn
    (黎明期)

上記の2つの単語はそれぞれ、 “in the early days of” “at the dawn of” の形で「~の黎明期に」という訳が存在します。このイディオム的表現で使われることが多いです。

黎明期以外の時期の表現

黎明期は物事の始まりの時期を表す単語ですが、これ以外にも時期を表す単語はいくつか存在します。それらを順に解説します。

変化の時期

黎明期の次に来るとされている時期を表す言葉には、以下のような表現があります。

  • 過渡期(かとき):物事が新しく移り変わっていく時期
  • 成長期:黎明期に誕生した事柄が、少しずつ成長して大きくなっていく時期
  • 発展期:黎明期に誕生した事柄が、少しずつ発展していく時期

栄える時期

過渡期などの次に来るとされている時期を表す言葉には、以下のような表現があります。

  • 全盛期:物事が一番栄えている時期
  • 成熟期:これ以上成長が見込めない時期(全盛期の少し後に来るとされている)

まとめ

以上、この記事では「黎明期」について解説しました。

読み方黎明期(れいめいき)
意味新しい物事が始まろうとする時期
類義語草創期・萌芽期・創成期など
対義語薄暮・衰退期など
英語訳early days(黎明期)・dawn(黎明期)

このように、黎明期は物事の始まりの時期を表す言葉です。漢字は難しいですが、よく使われる表現であるため、意味と使い方を確実に覚えておきましょう。