「ダウンロード」の意味とは？インストールとの違いまで解説

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ダウンロード」です。

「ダウンロード」の意味・使い方・語源・類義語・対義語・「インストール」との違いについてわかりやすく解説します。

☆「ダウンロード」をざっくり言うと……

「ダウンロード」の意味をスッキリ理解！

「ダウンロード」の意味を詳しく

「ダウンロード」は「プログラム、データをネットからパソコンやスマホに転送する事」という意味のカタカナ語です。少しカタカナ語が多いので、順に解説します。

まず、「プログラム」とは「物事の実行手順が書かれたモノ」です。たとえば、「Windowsのプログラム」といえば、「Windowsが動くようにするモノ」です。パソコンにその「プログラム」があればWindowsが動きます。「データ」とは「情報などが集まっているモノ」です。

インターネット上にはこうした「プログラム」「データ」というのが置かれています。「アプリのプログラム」「画像データ」などがありますよね。それをインターネット上から自分の持っているパソコンやスマホに入れることを「ダウンロード」と言います。

「ダウンロード」の使い方

「ダウンロード」は「する」という動詞と一緒に使う事が多いです。①の例文は最も一般的な「ダウンロード」の用法です。ここでは、アプリストアなどからアプリをスマホに入れる状況を表しています。

②の例文は、トラブルに関する例文です。「ダウンロード」するためには、ある程度の回線速度が必要です。アプリを「ダウンロード」する時、「遅いな」と感じる事がありますよね。それで回線に異常がないか確認しているのがこの例文の意味です。

③の例文はセキュリティに関する例文です。インターネットから「ダウンロード」すると、スマホやパソコンに悪影響を及ぼしているデータが入っている事があります。それがないか確かめる事を「ウィルスチェック」と言います。

「ダウンロード」の語源

「ダウンロード」の語源は英語のdownloadです。意味はカタカナ語とほぼ同じです。英語のdownloadもパソコンが世の中に登場し始めてよく使われ始めた単語です。

「down load」と空けて書かないように注意しましょう。

「ダウンロード」の類義語

「ダウンロード」には以下のような類義語があります。

インプット

「インプット」は「情報などを取り入れる」という意味のカタカナ語です。たとえば、「読書で知識をインプットする」と言います。「ダウンロード」のように「インターネットからデータを取り入れる」という意味合いはありません。この点は違いますが、似ています。

落とす

「落とす」は「インターネットからデータを手元に移すこと」という意味です。

「ダウンロード」から派生して使われるようになりました。「ダウンロード」の「ダウン」は「下」という意味です。それで「落とす」という表現をするようになりました。そのため、「ダウンロード」とほぼ意味は同じです。

「ダウンロード」の対義語

「ダウンロード」には以下のような対義語があります。

アップロード

「アップロード」は「データをインターネットに上げる」という意味のカタカナ語です。たとえば、動画を作成したとします。これをYouTubeで公開したいと思った場合、YouTubeのサイトに動画データを移さないといけません。この事を「動画をYouTubeにアップロードする」と言います。

伝送

「伝送」は「情報などを別の場所に移すこと」という意味です。たとえば、「データを伝送する」などと言います。特に「信号やデータを送りつける」場面で使います。

「インストール」との違い

「インストール」とは、「データやプログラムをパソコンやスマホで使える状態にする」という意味のカタカナ語です。「ダウンロード」は「データなどをネットから落とすこと」です。「ダウンロード」しただけでは、使えません。

そのデータをパソコンやスマホで使えるようにすることが、「インストール」です。「ダウンロード」した後に行う動作が「インストール」なのです。

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2022年1月12日

まとめ

以上、この記事では「ダウンロード」について解説しました。

「ダウンロード」はとてもよく使う単語です。意味が分からないと困りますよね。

ぜひ、この記事を参考にしてみてください。