故事成語「同病相憐れむ」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、故事成語の「同病相憐れむ(どうびょうあいあわれむ)」です。

「同病相憐れむ」の意味、例文、由来、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「同病相憐れむ」の意味をスッキリ理解!

同病相憐れむ:同じ病気や悩み、苦しみなどを持つ者はお互いのつらさがわかるので助け合い、同情しあうものだということ

「同病相憐れむ」の意味を詳しく

「同病相憐れむ」とは、同じ病気や悩み、苦しみなどを持つ者はお互いのつらさがわかるので助け合い、同情しあうものだということです。

そして、「憐」は常用漢字表にのっていない漢字ですが、「同病相哀れむ」ではなく、「同病相憐れむ」と表記するのが一般的です。

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「同病相憐れむ」の例文

  1. 彼と彼女は同じ病気だったので、同病相憐れむという言葉の通り、すぐに意気投合した。
  2. 私と彼女は同病相憐れむ仲だ。
  3. 私ははじめて同病相憐れむような友人と出会った。

「同病相憐れむ」の由来

「同病相憐れむ」の出典は『呉越春秋(ごえつしゅんじゅう)』の「闔閭内伝」という章です。

この章に「同病相憐れみ、同憂(どうゆう)相(あい)救う」という表現が出てきます。

これは、「同じ病気や悩み、苦しみなどを持つ者はお互いのつらさがわかるので助け合い、同情しあい、同じ悩みを持っている者は互いを助け合うものだ」という意味です。

 

ちなみに、この表現は、家族の仇(かたき)を追っているふたりが協力して復讐を遂げる話の中に出てきます。

『呉越春秋』

『呉越春秋』とは、春秋時代の呉と越の興亡に関する歴史書です。

後漢の初期に、趙曄(ちょうよう)という人物によって書かれました。

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「同病相憐れむ」の類義語

「同病相憐れむ」には以下のような類義語があります。

  • 狼(おおかみ)は互いに食わず
  • 烏(からす)は烏の目をほじくらない
  • 同悪相助く(どうあくあいたすく)
  • 同類相憐れむ

「同病相憐れむ」の英語訳

「同病相憐れむ」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Misery makes strange bedfellows.
    (不幸は奇妙な仲間を作る)
  • Misery loves company.
    (不幸は仲間を好む)
  • follow sufferers pity each other
    (同じようなことで苦しんでいる人はお互いに同情する)
  • some disease phase mercy
    (いくつかの病気は互いに情けをかけあう)
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まとめ

以上、この記事では「同病相憐れむ」について解説しました。

読み方 同病相憐れむ(どうびょうあいあわれむ)
意味 同じ病気や悩み、苦しみなどを持つ者はお互いのつらさがわかるので助け合い、同情しあうものだということ
由来 『呉越春秋』の「同病相憐れみ、同憂相救う」というセリフから
類義語 狼は互いに食わず、烏は烏の目をほじくらない、同悪相助く、など
英語訳 Misery makes strange bedfellows

「同病相憐れむ」という状態は理解できるという人も多いのではないでしょうか。

やはり、人は共通部分があると、相手の気持ちがよくわかって、仲良くなりやすいものです。

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