今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ドキュメント」です。
「ドキュメント」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。
☆「ドキュメント」をざっくり言うと……
英語表記 | ドキュメント(document) |
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意味 | 記録物、文書 |
語源 | 英語の“document” |
類義語 | テキストなど |
「ドキュメント」の意味をスッキリ理解!
「ドキュメント」の意味を詳しく
「ドキュメント」は「記録物」「文書」という意味です。たとえば、WordやExcelといったPCのソフトを使用して作成された書類などがあげられます。
また、Googleでは、「ドキュメント」という名前のウェブアプリケーションを提供しています。このソフト自体を「ドキュメント」と言うだけではなく、この書類を使って作成された書類も「ドキュメント」と言います。
その他にも、PDFという形式のファイルを「PDFドキュメント」と呼ぶこともあります。
分野ごとに、その他の意味を見てみましょう。
映像での意味
映像用語として、「ドキュメント」を使う場合は、「映像記録」という意味です。つまり、ある物事や人の、ありのままの状態を記録した指します。台本などが用いられたフィクション映像は「ドキュメント」とはいいません。また、「ドキュメンタリー番組」と表現することもあります。
たとえば、あるアーティストが東京ドームで公演を行うとします。通常、公演を行うまでにかなりの準備が必要です。その舞台裏を映像として記録したものが「ドキュメント」です。
IT分野での意味
ITの分野で「ドキュメント」は、装置やソフト、システム、また、それに関する注意点などを記録したものを指します。
さらに細かく分けると、マニュアルや説明書などといった、製品を使用する人のためと、仕様書や設計書のように開発者同士が情報を共有するための「ドキュメント」があります。
一方で、ITでもインターネットやWEBでは意味が異なります。主に、「HTMLドキュメント」と言って、分かりやすく言えば「ウェブページの情報を記録した文書のこと」です。
この「HTMLドキュメント」をSafariやインターネットエクスプローラーで読み込むことで、ウェブページが表示できます。
「ドキュメント」の使い方
- 明日まで提出のドキュメントがある。
- 彼の成功までの道のりを記録したドキュメント番組を見る。
- HTMLドキュメントをリロードしたらきちんと表示された。
「ドキュメント」はビジネスの分野で使用することが多いです。
①がビジネスに関する例文です。
②はテレビに関する例文です。「ドキュメント番組」や「ドキュメンタリー番組」という言い方をよくします。
③はWEBに関する例文です。「リロード」とは、更新のことです。
「ドキュメント」の語源
「ドキュメント」の語源は英語の“document”です。「文書」「書類」「文献」「記録」といった意味があります。カタカナ語とほぼ同じですが、注意点もあります。
カタカナ語の「ドキュメント」が主に「文書ファイル」を指す一方で、英語の場合は幅広い「書類」という意味で使用することが多いです。
たとえば、“public document”と言うと、「公文書」という意味です。単純に「文書ファイル」という意味ではありませんよね。
「ドキュメント」の類義語
「ドキュメント」には以下のような類義語があります。
- テキスト:本文、教科書
テキスト
「テキスト」は「本文」「教科書」という意味です。たとえば、「書いてあるテキストを読み上げる」などと表現します。また、パソコンでも、文書が書いてあるファイルのことを「テキストファイル」と言います。
また、授業や講義で使用する教科書も「テキスト」と言います。「テキストを参考にして勉強する」と表現します。
まとめ
以上、この記事では「ドキュメント」について解説しました。
英語表記 | ドキュメント(document) |
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意味 | 記録物、文書 |
語源 | 英語の“document” |
類義語 | テキストなど |
「ドキュメント」は日常生活でもよく使う単語です。やはり、意味が分からないと困る時もあります。
ぜひ、この記事を参考にして「ドキュメント」の意味や使い方を覚えましょう。