「ダイアログ」の意味とは？英語やパソコン・スマホでの使い方まで解説

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ダイアログ」です。

「ダイアログ」の意味・使い方・語源・類義語・対義語についてわかりやすく解説します。

☆「ダイアログ」をざっくり言うと……

「ダイアログ」の意味をスッキリ理解！

「ダイアログ」の意味を詳しく

「ダイアログ」は以下の2つの意味をもつ言葉です。

意味①：「対話、問答、会話」

対話や問答という意味でダイアログが使用される場合には、単なる会話ではなく、深い内容の話し合いをしている場合です。重要な事柄の話し合いなど、お互いの意見を合わせていくことが非常に求められる場面でダイアログは使われます。

また、小説や演劇で人が対話を行うシーンを指してダイアログと呼ぶこともあります。

しかし、このような意味でダイアログが使われることはあまり多くはありません。

意味②「必要な操作を行わせるためにブラウザに開かれる小さい画面」

ダイアログは主に、IT用語として、ユーザーに入力を求めたり、メッセージの確認を求めたりするために画面に表示される、小さな子画面のことを指します。

これは一般的には「ダイアログボックス」と呼ばれますが、その略称として「ダイアログ」が使われることが多いです。

この意味で使われるダイアログには、大きく分けて確認ダイアログと警告ダイアログの2種類があります。

「ダイアログ」の使い方

ダイアログを語義通り使う場合、上記の一つ目のような例文になります。

しかし実際には一つ目の例文のように使われることはめったになく、ダイアログボックスの略語として二つ目の例文のような形で使われることが多いです。

「ダイアログ」の語源

ダイアログの語源の変遷は以下の通りになります。

ダイアログの語源はギリシャ語の “dialogos” です。この言葉は “dia”と“logos”に分けることができ、それぞれ下記のような意味をもちます。

ここから「対話」を意味する英語である “dialogue” に派生し、これが現在使われている「ダイアログ」になりました。

「ダイアログ」の類義語

ダイアログには以下のような類義語があります。

「ダイアログ」と「ウィンドウ」の違い

ダイアログとウィンドウの違いは、以下の通りです。

「ダイアログ」と「ポップアップ」の違い

ダイアログとポップアップの違いは以下の通りです。

「ダイアログ」の対義語

「ダイアログ」には以下のような対義語があります。

まとめ

以上、この記事では「ダイアログ」について解説しました。

このように、ダイアログは本来の意味ではなく、ダイアログボックスの略語として使われることが多い言葉となっています。