「デフォルメ」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「デフォルメ」です。

「デフォルメ」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。

「デフォルメ」の意味をスッキリ理解!

デフォルメ(déformer):原形を変形したり、誇張したりすること

「デフォルメ」の意味を詳しく

「デフォルメ」とは、原形を変形したり、誇張したりすることです。

「デフォルメ」はフランス語で「変形する」「誇張する」という意味の言葉です。この言葉は、主に美術やダンスのようなアーティスティックな場面で用いられます。

たとえば、アニメでよく目にする3頭身のマスコットキャラクターや、本来の人間ではありえないような大きな頭を持った人間の絵などは「デフォルメ」されているといえます。

「デフォルメ」は、書き手が原形をわざと変形させた造形表現のことをいいます。したがって、書き手の技術不足のためにバランスが変形しているものは「デフォルメ」とは言いません。また、天使や精霊など非現実的なものを描いた場合も「デフォルメ」を用いることはできません。

「デフォルメ」の使い方

  1. 体のバランスをデフォルメすることによって、2頭身のデフォルメキャラクターを作成した。
  2. あの友達の話はデフォルメされているため、信じてはいけない。

①の「デフォルメキャラクター」は、人間や動物のサイズを大きくしたり、誇張したりして描いたキャラクターのことです。アニメキャラクターの場合は頭や顔、目の大きさを大きくしたり、2〜3頭身のキャラクターが描かれることがよくあります。

②の「デフォルメ」は「物事を誇張すること、ゆがめること」という意味を持っています。実際には起きていないことを現実で起きたかのように話すことを表します。話を「盛る」という表現と同じ意味をもちます。

「デフォルメ」の語源

デフォルメの語源はフランス語の déformerです。

déformerは、フランス語で「変形する」「誇張する」という意味の動詞です。名詞ではdéformationとなります。déformerの本来の語源は、ラテン語の「形を悪くする」「醜くする」という意味の言葉だと言われています。

英語では、動詞だとdeform、名詞だとdeformationという形になっています。

「デフォルメ」の類義語

デフォルメには以下のような類義語があります。

  • オマージュ:尊敬を受けて似たような作品を創作すること
  • パロディ:他の作品を批判、風刺すること・風刺画

「オマージュ」は、尊敬する作家や作品に影響を受けて、似たような作品を作成することを言います。たとえば、お気に入りの作家の作品の一部の要素を自分の作品に取り入れる場合は「オマージュ」と言います。

しかし、ただ単に似ている作品の場合は「オマージュ」とは言えません。尊敬や敬意をもって作成した場合のみを指します。

「パロディ」は、他の作品の風刺や批判を目的に、似たような作品を作成することを言います。しかし必ずしも批判する場合だけでなく、元の作品を面白いユーモアで茶化している場合も「パロディ」に含まれます。見た人が分かりやすく、かつ面白いものが「パロディ」であると言えます。

まとめ

以上、この記事では「デフォルメ」について解説しました。

英語表記デフォルメ(déformer)
意味原型を変形または誇張すること、表現すること
語源フランス語の déformer
類義語オマージュ・パロディ

「デフォルメ」の意味を正しく理解できましたか。日常的にはあまり耳にしない言葉ですが、芸術の分野では、アニメや漫画から絵画でまで幅広く用いられている用語です。正しく覚えておくと役立つ機会が多いでしょう。