「出不精(でぶしょう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「出不精(でぶしょう)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「出不精」の意味をスッキリ理解!

出不精(でぶしょう):外出を面倒くさがること。外出を嫌う性質の人

「出不精」の意味を詳しく

「出不精」とは、外出を面倒くさがる様子や、外出を嫌う性質の人を指す言葉す。

「出」は外出するという意味、「不精」はまめではない・体を動かして物事を行うのを面倒くさがるさまという意味があります。「不精」を使った言葉としては他にも、「不精ひげ」などがあります。

この2つの言葉から成る「出不精」は「何をするにも家の中にいたい人」「行き先に関係なく、外出するのを面倒に思う様子」という意味になります。

「出無精」と書くこともありますが、読み方も意味も全く同じです。これは、戦後辞書を作る際に「ぶ」と読む漢字を「不」から「無」に変えたことに由来しています。

 

語感でなんとなく「デブ症」と思い浮かべやすく、太っている人や肥満症状のことを指す言葉のように間違えがちですが、そのような意味は全くありません。

また、「出不精」と同じく、外出をしない人のことを「引きこもり」と言いますが、正確には両者の意味は異なります。

「出不精」は、人とコミュニケーションを取らないのではなく、ただ外出そのものが嫌いな人に使われますが、「引きこもり」は社会との関わり全体を拒否している人に使われます。

具体的に言うと、「出不精」は会社や学校などに行きますが、「引きこもり」はそうした社会活動には参加せず、家族などともコミュニケーションを取ろうとしない人を指します。

「出不精」の使い方

  1. 「休日に読書だなんて素敵ですね。」「いえ、私は出不精なもので…」
  2. コンビニに行くのも面倒だなんて、私の妹は出不精にも程がある。

①の「出不精」は、褒められたことに対する謙遜の意味で使われています。「出不精」には、「怠け者」や「引きこもり」といったニュアンスがあるため、基本は自分や身内・親しい友人に対して使うのが良いでしょう。特に、目上の人やビジネスの場での使用には注意が必要です。

②の「出不精」は、近場でも外出を面倒くさがる妹を卑下する意味で用いられています。

「出不精」の類義語

「出不精」には以下のような類義語があります。

  • インドア派:室内にいる方が好きな人
  • 外出嫌い(がいしゅつぎらい):外出するのを嫌う人

「出不精」の対義語

「出不精」には以下のような対義語があります。

  • 出忠実(でまめ):出かけることに対しまめであること
  • 出好き(でずき):出かけることが好きな人
  • アウトドア:屋外で活動するのが好きな人

「出不精」の英語訳

「出不精」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • stay at home
    (出不精の)
  • home body
    (家で過ごすのが好きな人)

まとめ

以上、この記事では「出不精」について解説しました。

読み方出不精(でぶしょう)
意味外出を面倒くさがること。外出を嫌う性質の人。
類義語インドア派、外出嫌い など
対義語出忠実、出好き、アウトドア派 など
英語訳stay at home(出不精な)
home body(家で過ごすのが好きな人)

「出不精」は、「外出を面倒くさがって家にいる人」を指す言葉だということがわかりました。

目上の人に対してや、ビジネスの場ではあまり使わない言葉であるため注意しましょう。

会社や学校がないと、家でインターネットをしたり、映画やドラマを観てダラダラ過ごす人も多いのではないでしょうか。家でのんびり息抜きをするのも良いですが、「出不精」にならないように、たまには服を着替えて外の空気を吸うよう意識をすると気分が晴れますね。