普段生活していると、知らず知らずのうちに部屋が物で一杯になって溢れてきますよね。何か趣味に熱中してコレクションをするのが好きという方も中にはいらっしゃいます。
気が付けば同じように部屋がコレクションで埋め尽くされていたということもあると思います。
しかし世の中にはこれと逆の動きがあるのはご存知でしょうか。それが「断捨離」や「ミニマリスト」というものです。
両者とも自分の好きな物を集めないことはみなさんなんとなく知っているでしょうが、実際何が違うのでしょう。実際に見ていきましょう。
結論:「断捨離」を重ねると「ミニマリスト」になる
実は両者とも自分の所有している物を減らしていく部分では共通しています。
「断捨離」は今自分が持っている物を、文字通り断ち切って減らしいていく作業のことです。
「ミニマリスト」は「断捨離」を重ねて必要十分の持ち物で暮らす人のことです。
「断捨離」をもっと詳しく
「断捨離」は掃除の一部分でもあるので、気づかないうちに多くの人が行っています。例えば、テレビゲームが好きな人ならば、多くのテレビゲームのシリーズを集めているはずです。
しかし当時に熱中していても、現在も当時と同じ熱量で熱中しているとは限らないですよね。
現在の自分に本当にこのテレビゲームは必要かどうかを自問自答して、本当に今でも好きなものだけ残して後は捨ててしまうといった一連の行為が「断捨離」です。
「断捨離」を行うことで、今の自分に必要な物だけ手元に残るので、物の管理がしやすいというメリットが生まれます。
「ミニマリスト」をもっと詳しく
「ミニマリスト」は、一方で断捨離を何度も積み重ねて行き着いた境地であると表現できます。「ミニマリスト」は必要十分な量の持ち物だけ持って暮らす人のことであるため、そこに行き着くためには何度も自分の持ち物を減らして断捨離を行い、必要な物だけにしなければなりません。
引っ越しなど、持ち物の整理をせざるを得ない状況を経験した結果、必要十分な持ち物を厳選して「ミニマリスト」になることが多いです。
「ミニマリスト」が掲げる必要十分な持ち物の暮らしは日常のいたるところで垣間見ることができます。
特に分かりやすいのが、外出時の持ち物です。「ミニマリスト」は外出時にバッグを持ちません。ウエストポーチなどを愛用して手ぶらの状態で外出することが多いのです。
もちろん、そのウエストポーチの中に保険証やお金、スマホなど外出先で使う場面のあるアイテムのみ入れているのです。
こうして「断捨離」を行い、アイテムを絞り込むことによってあらゆる場面で「ミニマリスト」となっていくわけですね。
まとめ
以上、「断捨離」と「ミニマリスト」の違いについて解説してきました。
- 断捨離:必要でない持ち物を手放すこと
- ミニマリスト:必要十分な持ち物で暮らす人たち
こういった違いが存在するのですね。この違いを理解しておくと、持ち物を整理する時に役立つかもしれません。