コンビニ、スーパー等どこにでも売られているカップラーメン。カップラーメンにもたくさんの種類がありますが、「カップヌードル」と「スープヌードル」の違いをご存知ですか?
どちらも日清食品グループが発売している即席麺の種類ですが、違いがあります。2 つの商品は日清食品グループによって商標登録がされています。
この記事では「カップヌードル」と「スープヌードル」の違いについて解説します。
☆「カップヌードル」「スープヌードル」の違いをざっくり言うと……
カップヌードル | スープヌードル | |
---|---|---|
パッケージ | スープヌードルと同じ | カップヌードルと同じ |
具材 | 具材が大きい | 具材が小さい |
麺の重量 | 65g | 50g |
カロリー | 343kcal | 269kcal |
価格 | 180 円 | 125 円 |
このページの目次
結論:「スープヌードル」は「カップヌードル」をスープ感覚にした商品
「カップヌードル」は、麺と具材を豊富に含んでいる商品です。
「スープヌードル」は、麺が少なく、相対的にスープの量が多い商品です。
「カップヌードル」についてもっと詳しく
日清食品が 1971 年 9 月に発売したカップラーメンです。また、世界初のカップラーメンでありロングセラー商品です。
時代と共に変化する食の多様化に伴い、カップラーメンは様々な形態に変化しました。味の違う商品や、「ミニ」「ビッグ」等大きさの違うカップヌードルも開発されました。いずれのカップヌードルも、熱湯を注いで 3 分で食べられるタイプです。
日清食品のカップヌードルをヨーロッパ等に進出させたとき、スープヌードルという名前に差し替えて発売したそうです。海外の人は麺をスープの具として捉えるため、それに合わせて命名されました。
「スープヌードル」についてもっと詳しく
日清食品が 2006 年 3 月に発売した「バリューカップシリーズ(※)」の一種です。購買者を拡大するために、「カップヌードル」をスープ感覚にしています。
ダイエット志向の消費者の増加、女性の消費者の増加に伴いかップラーメンより量が少ないスープヌードルを販売したのです。例えば、お弁当と一緒にスープヌードルを食べる、といった方法も推進されています。
中身の味は「カップヌードル」そのものです。具材を小さくしながらも、「カップヌードル」らしさを表現しています。
- バリューカップシリーズ(※):価値と価格のバランスのとれた商品。経済環境や人口が変化するなかで、購買者から支持されているシリーズです。
「カップヌードル」と「スープヌードル」の比較
パッケージ
違いはありません。サイズも同じです。そのため間違えて購入する方も多いのです。日清食品はスープヌードルがカップヌードルの味と同じであることを伝えるために、パッケージデザインを似せています。
具材
入っている具材の種類はどちらもエビ、卵、ネギ、肉の 4 種類です。肉の種類は少し異なります。
- カップヌードル:コロチャー (角切りチャーシュー)
- スープヌードル:ダイズミンチ (ダイズ、タマネギを使ったミンチ肉)
また、味によって具材は異なります。以下はスープヌードルの具材の例です。
- スープヌードルカレー:ポテト、にんじん、ネギ
- スープヌードルシーフード:かにかま、卵、キャベツ、イカ、ネギ
しかし、具材の大きさは異なります。スープヌードルの具材はカップヌードルより小ぶりです。
麺の重量
- カップヌードル:65g
- スープヌードル:50g
スープヌードルは麺の量が少ないため、相対的にスープの量が多いのです。スープの総量が多い訳ではありません。
カロリー
- カップヌードル:343kcal
- スープヌードル:269kcal
価格
- カップヌードル:180 円
- スープヌードル:125 円
スープヌードルの方が 55 円安いです。具材が小さく、麺も少ないことが影響しているでしょう。
まとめ
上記で述べた「カップヌードル」と「スープヌードル」の違いを表にまとめました。
カップヌードル | スープヌードル | |
---|---|---|
パッケージ | スープヌードルと同じ | カップヌードルと同じ |
具材 | 具材が大きい | 具材が小さい |
麺の重量 | 65g | 50g |
カロリー | 343kcal | 269kcal |
価格 | 180 円 | 125 円 |
2 つの商品には異なった魅力があります。自分にぴったりのカップラーメンを選びましょう!