ことわざ「鶴は千年亀は万年」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉はことわざの「鶴は千年亀は万年(つるはせんねんかめはまんねん)」です。

言葉の意味・由来・使い方・類義語についてわかりやすく解説します。

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「鶴は千年亀は万年」の意味をスッキリ理解!

鶴は千年亀は万年(つるはせんねんかめはまんねん):長生きで、めでたいこと

「鶴は千年亀は万年」の意味を詳しく

鶴は千年亀は万年とは、長命で、極めてめでたいという意味を持ちます。動物の中で、寿命が長いとされる鶴と亀が代表として、めでたい物の象徴になっているのです。そのため、縁起物のモチーフによく使われています。

例えば、七五三の日に千歳飴(ちとせあめ)を持った子供を見かけることが多いですが、昔ながらの包装紙には鶴と亀の絵が描かれています。

知ってた?鶴の本当の寿命

鶴は千年と言われていますが、鶴の寿命がそこまで長くないことを知っていましたか。おおよそですが、野生の鶴で二十年から三十年、動物園で飼育されている鶴で五十年ほど生きられます。

千年と比べたら非常に短く感じますが、鶴は鳥類の中では長生きの部類に入ります。なぜなら、街中で見かけるハトやスズメの寿命は二十年も保たないからです。

それでも、鶴よりも長生きをする鳥類がいるのも事実です。例えば、フクロウやダチョウは五十年以上生きると言われています。

知ってた?亀の本当の寿命

亀は万年と言われていますが、鶴と同様に、亀の寿命もそこまで長くはありません。鶴とは違って、種によって、寿命もまちまちですが、大きめの亀なら五十年以上は生きると言われています。その中でも、ゾウガメは百年から二百年生きることもあるそうです。

なぜ、亀がこれほど長く生きられるのか考えたことはありますか。その理由は、代謝が低いからです。長時間潜水に耐えられるように心拍数は緩やかです。また、冬眠することもあり、普段から少ない消費エネルギーで活動することができます。

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「鶴は千年亀は万年」の由来

鶴は千年亀は万年は、古代中国の伝説に由来していると言われています。数多くの中国の伝説に、「仙人」という不老不死の力を得た「神よりも力の強い存在」が登場します。

そして、彼らは仙術を用いて空中を移動するときに仙鶴(せんかく)、水中を移動するときに玄亀(げんかめ)に乗っていたと言われています。人知を超えた存在に仕えていることもあり、鶴と亀は長寿の縁起物と言われるようになったのです。

より詳しく説明すると、この言葉自体は、中国の百科事典の「鶴歳千歳、亀歳三千歳」に由来しています。この言葉から、語呂の良い「鶴は千年亀は万年」に変化したのです。

また、日本の昔話である「鶴の恩返し」や「浦島太郎」に登場するように、日本でも鶴と亀は元々めでたい生き物と考えられていました。そのため、中国の考え方が受け入れやすかったのだと言われています。

実は続きがあった!「鶴は千年亀は万年、我は天年」

「鶴は千年亀は万年、我は天年」とは、仙厓義梵(せんがいぎぼん)という禅宗の僧が残した言葉です。この言葉は、千年、あるいは万年生きられるかわからないが、天から授かった寿命を全うしようという意味です。

彼は生涯、いたずら書きのようなユーモア溢れる絵を用いて禅の教えを説いていました。そんな彼の自由な生き様をまとめたのが、この言葉です。

「鶴は千年亀は万年」の使い方

  1. 鶴は千年亀は万年というけれど、七十を迎える祖父にはそれに負けぬくらい、もっと長生きをしてほしい。
  2. 祖母の座右の銘は鶴は千年亀は万年で、その言葉通り九十歳になっても元気に過ごしている。
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「鶴は千年亀は万年」の類義語

「鶴は千年亀は万年」には以下の類義語があります。

  • 亀鶴之寿(きかくのじゅ):長生きすること

まとめ

以上、この記事では「鶴は千年亀は万年」について解説しました。

読み方鶴は千年亀は万年(つるはせんねんかめはまんねん)
意味長生きで、めでたいこと
由来中国の伝説、中国の百科事典
類義語亀鶴之寿(きかくのじゅ)

日本で一番、平均寿命が長い県をご存知でしょうか。その答えは、長野県です。その原因として挙げられているのが、野菜摂取量の多さと高齢者の就業率の高さです。長生きの秘訣は様々だと思うので、自分なりの方法で健康に生きられるといいですね。

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