「コモンセンス」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「コモンセンス」です。
「コモンセンス」の意味、書籍としての『コモンセンス』、使い方、語源、類義語、対義語についてわかりやすく解説します。

「コモンセンス」の意味をスッキリ理解!

コモンセンス(common sense):常識・良識・共通感覚

「コモンセンス」の意味を詳しく

「コモンセンス」とは、常識・良識・共通感覚のことです。

社会に属する人が同様に持っている価値観や、判断基準となるものを表します。

それぞれの意味を詳しく見ていきましょう。

「常識」の意味

「常識」とは、「社会を構成する者が有していて当たり前のものである社会的な価値観、知識、判断力」のことです。

つまり、ある国や集団、民族の中で「当然だ」と思われている価値観のことを指します。

具体的に、日本では「近所の人に会ったら挨拶をする」という行動が「当然の常識」として捉えられています。

また、「常識」には「普通一般の人が持つ、または持っているべき標準的な知力」という意味もあります。専門的知識でない一般的知識のことを指す場合もあるのです。

「良識」の意味

「良識」とは、「偏らず適切・健全な考え方」のことです。

「人のものは盗ってはいけない」「人を傷つけてはいけない」など、人間として当然の考え方のことを「良識」と言います。

「常識」は、時代や地域、団体によって大きく変わることがありますが、「良識」は「人としてのモラル」のことを表すため異なる地域や時代でも共通していることが多いです。

「共通感覚」の意味

「共通感覚」とは、「五感の根底にあってそれらに共通するものの感覚」のことです。「視覚」「聴覚」などのそれぞれの感覚とは異なります。

これらの五感すべてに共通し、その土台となるような感覚のことを表すのです。

そして、「共通感覚」は、「ある社会で一般に通用する判断力、すなわち常識」を意味することもあります。

書籍としての『コモンセンス』

『コモンセンス』は、1776年にアメリカで出版された本の名前でもあります。

哲学者であるトマス・ペインが「アメリカ合衆国の独立の必要性」を説いた書籍です。当時はアメリカはイギリスの支配下にありました。

タイトルの通り、『コモンセンス』は、人々の「常識」に訴えかけるために非常に平易な英文によって書かれていました。

「コモンセンス」の使い方

「コモンセンス」には以下のような使い方があります。

  1. 日本の公共空間におけるコモンセンスは、人に迷惑をかけないことである。
  2. 彼の絵の才能は素晴らしいが、社会的なマナーやコモンセンスが欠けている。
  3. 人を傷つけないということが、世界共通のコモンセンスになればいい。

「コモンセンス」の語源

「コモンセンス」の語源は英語の “common sense” です。

“common” には、以下のような意味があります。

  • 一般的な
  • 普及している
  • 誰でも知っている
  • 共通した

“sense” には、以下のような意味があります。

  • 気持ち
  • 意識
  • 感覚
  • 感じ

つまり、 “common sense” は「誰もが共通して持っている感覚や意識」という意味があることがわかります。

“common sense” は、「常識」「判断力」などと訳されます。

「コモンセンス」の類義語

「コモンセンス」には以下のような類義語があります。

  • 俗識(ぞくしき):ある社会に共通する価値観や判断
  • 社会通念:社会一般に通用している常識または見解

「コモンセンス」の対義語

「コモンセンス」には以下のような対義語があります。

  • 非常識:常識を欠いていること

まとめ

以上、この記事では「コモンセンス」について解説しました。

英語表記コモンセンス(common sense)
意味常識・良識・共通感覚
語源「誰もが共通して持っている感覚や意識」という意味の英単語 “common sense”
類義語俗識、社会通念
対義語非常識

「コモンセンス」の意味は単純ですので、この機会に類義語や対義語までしっかりと覚えましょう。