「コラージュ」とは?美術での意味から英語まで簡単に解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「コラージュ」です。

「コラージュ」の意味・使い方・語源・類義語・コラージュ療法についてわかりやすく解説します。

「コラージュ」の意味をスッキリ理解!

コラージュ(collage):画面に写真の切り抜きや布など、様々なものを貼りつけて作品をつくる現代絵画の技法の一つ

「コラージュ」の意味を詳しく

「コラージュ」とは、画面に写真の切り抜きや針金など、様々なものを貼りつけて作品をつくる現代絵画の技法のことです。作品を貼りつけたうえで、さらに一部に加筆などをして作ることもあります。

貼りつける素材に指定はなく、布や植物、楽譜などの印刷物などが使われることもあります。また、この技法だけでなく、素材を貼りつけて作られた作品自体のことを指してコラージュと呼ぶ場合もあります。

この技法はピカソやブラックといった画家によって形作られ、ダダイスムの時代などに多用されてきました。

ダダイスム:第一次世界大戦中から戦後にかけて欧米で発生した芸術運動のこと。今存在する価値体系を批判し、極端な反道徳主義を唱えたものとして知られている。

 

また現代では、インターネットにおいて風景と人間を組み合わせるなど、現実ではありえない世界が表現された作品のことを指してコラ画像と呼ぶことがあります。

その中でもあまり手がかかっていないように見えるものを雑コラといい、そのクオリティの低さを面白みとして人々の笑いを誘っています。

「コラージュ」の使い方

  1. コラージュは現代絵画の手法の中でも代表的なもののひとつである。
  2. 家の近所に落ちていた落ち葉や枝を用いてコラージュ作品を作りあげる。

上の例文のように、コラージュは美術の話題の際に用いられることが多いです。

「コラージュ」の語源

コラージュの語源はフランス語の “coller” です。

この言葉は「貼りつけ、糊つけ」という意味をもっており、これが派生してカタカナ語のコラージュになりました。

「コラージュ」の類義語

コラージュには以下のような類義語があります。

  • 切絵:紙を切り抜いて台紙に貼り、人や動物を表したもの

「コラージュ」と「切絵」の違い

コラージュと切絵の違いは以下の通りです。

  • コラージュ:紙や草など、様々なものを組み合わせて作品を作る
  • 切絵:紙を切り抜き、台紙に貼りつけることで作品を作る

コラージュ療法

コラージュは単なる絵画技法にとどまらず、医療の分野でもコラージュ療法という形で使われています。

コラージュ療法は心理療法の一分野である芸術療法に属するものであり、日本では1987年ごろから新しい心理療法として用いられています。

コラージュを通して治療を受ける側は、口では伝えられないような様々な心の状態をカウンセラーに訴えることができるようになります。そのためカウンセラーは治療を受ける側の気持ちをより細かく理解できるようになり、より気持ちに寄り添った治療を行うことが可能となるのです。

まとめ

以上、この記事では「コラージュ」について解説しました。

英語表記コラージュ(collage)
意味画面に写真の切り抜きや針金など、様々なものを貼りつけて作品をつくる現代絵画の技法
語源フランス語 “coller”
類義語切絵
コラージュ療法コラージュを用いて心の様子をより細かく表現させる、心理療法の一つ

このようにコラージュは絵画の技法としてだけでなく、医療の分野においても使用が進められています。インターネットの普及やSNSの普及に伴ってコラ画像や雑コラを目にする機会は多くなっており、なじみのある人も多い言葉です。

だからこそ、意味や使い方をしっかりと覚え、使いこなせるようにしておきましょう。

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つつつ
つつつ
この道10年以上の読書家。 短い言葉で人を惹き付けるコピーが大好きです。 本の帯に書かれたコピーを見て買ってしまうこともしばしば。 読書で得た文章力を活かして、日常生活でよく使う言葉を中心に執筆しています。