ネット用語「クラスタ」の意味とは？使い方までわかりやすく解説

クラスタとは「同じ趣味や思考を持った人の集まり」という意味です。

新型コロナウイルスの流行により「クラスター」という言葉を頻繁に耳にするようになりましたね。

そのため言葉の意味を知っている方は多いと思いますが、クラスタにはネット用語としての意味があることを知っていますか？

この記事ではクラスタの意味、使い方、由来、類義語、対義語、英語訳を解説します。

☆「クラスタ」をざっくり言うと……

「クラスタ」の意味

この記事ではクラスタと表記しますが「クラスター」と表記されることもあります。

同じ趣味や思考を持った人の集まりという意味

クラスタは同じ趣味や思考を持った人の集まりという意味です。

しかし、物理的に同じ場所に集まっているとは限りません。

集団という意味

二つ目の「集団」という意味は、本来の使い方です。

新型コロナウイルスの流行により使われ始めたクラスターはこちらの意味です。

クラスタという言葉にネガティブなイメージを持っている方もいるかもしれませんが、本来はネガティブな意味を持たないので注意しましょう。

複数のコンピュータをまとめて動かすことという意味

三つ目は、IT業界における使い方です。

複数のコンピュータをまるで一台のコンピュータのように利用するシステムのことです。

クラスタリングやクラスタ化と言うこともあります。

似た傾向を持つ人や商品・アイデアの集まりという意味

四つ目はマーケティングにおける使い方です。

似た傾向を持つ人や商品・アイデアの集まりという意味でクラスタは使います。

「クラスタ」の使い方

クラスタは以下のように使います。

①のファン同士でのつながりのことという使い方では、クラスタの前に自分たちの好きなものの言葉を入れます。

②の意味では集団のことを指します。コロナウイルスの話題では「集団感染」という意味で使われます。

「クラスタ」の由来

クラスタの語源は英語の “cluster” です。

“cluster” は以下のような意味を持ちます。

いずれも集団のことを指します。ここから広く集団という意味で使われるようになりました。

「クラスタ」の類義語

クラスタには以下のような類義語があります。

いずれも集まりを指します。

類義語「オタク」との違い

クラスタの類義語にオタクがあります。

二つの言葉は同じ意味として使われることが多いのですが、厳密には異なります。

その違いを以下に解説します。

クラスタが複数人の集まりを指すのに対し、オタクは個人のことを指すという点で異なります。

「クラスタ」の対義語

「同じ趣味や思考を持った人の集まり」という意味の「クラスタ」には、以下のような対義語があります。

クラスタが同じものを応援する者同士のつながりを指すのに対し、同担拒否は同じものを応援するファンとの交流を拒むことを指します。

人によっては同担拒否をする人を不快に思うこともあるので注意しましょう。

「クラスタ」の英語訳

クラスタを英語に訳すと、次のような表現になります。

いずれも集団を指す英単語です。

「クラスタ」のまとめ

以上、この記事では「クラスタ」について解説しました。

クラスタは新型コロナウイルス流行により初めて聞いたことのある方もいるかもしれませんが、それ以前にも使われていた言葉です。

ぜひ使ってみてください。