「クリニック」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「クリニック」です。体調の悪い時に行くところという認識はあるものの、具体的な定義は知らないという方は多いのではないでしょうか。

「クリニック」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。

スポンサードリンク

「クリニック」とは?

クリニック(clinic):病床が19床以下の診療所

「クリニック」の意味を詳しく

「クリニック」とは、入院患者用の病床が19人以下であるか、または病床を持たない医療施設のことです。

また、実際の患者を学生に見せながら行う授業である、臨床講義についても「クリニック」という言葉が使用されます。

 

医療施設を指す「クリニック」は「診療所」「医院」などとも呼ばれますが、「病院」と名乗ることはできません

「病院」と、「クリニック」を意味する「診療所」の違いは、1948年に制定された医療法によって明確に区別されているからです。

医療法によると、入院患者用の病床が20床以上であれば「病院」であり、それ以下か病床をまったく持たない場合は「診療所」になります。

また、クリニックは開設者が必ずしも医師や歯科医師である必要がなく、医療法人や市町村が開設している場合もあります。

スポンサードリンク

「クリニック」の使い方

  1. 体の調子が悪いので、早退してクリニックに行くことにした。
  2. 最寄り駅のそばにできた新しいクリニックは、診察が丁寧で評判が良い。

上の例文のように、「クリニック」は単に医療施設を指す言葉として使用されることが多いです。

①の例文のように、「クリニック」は気軽に診察に行ける場所としてとらえられがちです。

また、②の例文にあるように、立地の面でも病院よりアクセスのしやすい場所に存在することが多いです。病院よりも日常的に利用する可能性が高く、主要駅から外れた場所にも多く建っています。

「クリニック」の語源

クリニックの語源はギリシャ語の “klinike” です。

“klinike” は「病人が横たわるベッド」という意味があります。そこから英語の “clinic“ も誕生しています。

日本語の「クリニック」は病床を持たないものも含まれますが、ギリシャ語や英語では、病床があることが「クリニック」の大前提なのです。

スポンサードリンク

「クリニック」の類義語

クリニックには以下のような類義語があります。

  • 診療所
  • 医院

上記にもある通り、医療法に表記されている「診療所」に対し、「クリニック」も「医院」もその言い換えであるにすぎません。

それぞれの名称によって受けられる診察の内容が変わることはありません。

「総合病院」とは

医療法では、「診療所」と「病院」の他に、「病院」と「総合病院」の違いについても以下のように定められています。

“患者100人以上の収容施設を有し,その診療科目に内科,外科,産婦人科,眼科および耳鼻咽喉科を含み,かつ化学,細菌および病理の検査施設,病理解剖室,研究室,講義室,図書室,救急用または患者輸送用の自動車を有する場合,その所在地の知事の承認を得て,総合病院と称することができる。”

つまり、より大規模で「総合」と名乗れる診療科目の幅広さを持ち、救急搬送などが可能な病院で、さらに検査施設など多くの設備を持つ場所に限り、「総合病院」となるのです。

スポンサードリンク

まとめ

以上、この記事では「クリニック」について解説しました。

英語表記クリニック(clinic)
意味病床が19床以下の診療所
語源ギリシャ語の”klinike”(病人が横たわるベッド)
類義語診療所、医院など
「総合病院」とは患者100人以上の収容能力があり、かつさまざまな条件を満たし認可を得た病院のこと

日常的に目にする「クリニック」ですが、意外と「病院」との違いを認識していない人が多いです。

場面に応じて「クリニック」と「病院」を使い分けられるといいですね。

スポンサードリンク