「重宝(ちょうほう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「重宝(ちょうほう)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「重宝」の意味をスッキリ理解!

重宝(ちょうほう):便利で役に立つものとして常に使うこと。貴重なものとして大切にすること。

「重宝」の意味を詳しく


「重宝」には、2つの意味があります。

1つ目は、「便利で役に立つものとして常に使うこと」「便利で役に立つこと」という意味です。この場合、物が便利である様子を表す際や、便利ゆえにその物を常に使っている様子を表す際に用いられます。

2つ目は、「貴重なものとして大切にすること」という意味です。「〇〇を重宝する」という形で用いられます。

現代では、前者の意味で用いられることが一般的です。後者の意味で用いられることはほとんどありません。

名詞としての「重宝」

「重宝」には、「貴重な宝物」という意味もあります。たとえば、「この掛け軸は、先祖代々受け継がれているわが家の重宝である。」などのように言います。

また、この意味の場合、「ちょうほう」だけでなく「じゅうほう」と読むことも可能です。

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「重宝」の使い方

  1. たまたま買った物であったが、これは大変重宝な代物だった。
  2. この辞書は大変使い勝手がよいので、学生たちに重宝されている。
  3. 部活の先輩からもらった練習着を重宝する。

①では、「便利で役に立つこと」という意味で「重宝」が用いられています。

また、②では、「重宝」を「便利で役に立つものとして常に使うこと」という意味で用いています。現在では、この用法で最も多く用いられています。

③の場合は、「貴重なものとして大切にすること」という意味で「重宝」を用いています。

「重宝」の類義語

重宝には以下のような類義語があります。

  • 便利(べんり):目的を果たすために役に立つこと
  • 簡便(かんべん):簡単で便利なこと
  • 至便(しべん):この上なく便利であること
  • 尊ぶ/貴む(とうとぶ):大切なものとして重んずること

「便利」「簡便」「至便」は、「便利で役に立つこと」という意味が「重宝」と共通しています。

「便利」は、最も広く用いることができる言葉です。

「尊ぶ/貴ぶ」は、「貴重なものとして大切にすること」という意味で「重宝」を用いる場合の類義語です。「とうとぶ」もしくは「たっとぶ」と読みます。

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「重宝」の対義語

重宝には以下のような対義語があります。

  • 不便(ふべん):便利でないこと

衣類に限定すると、「重宝している洋服」の対義語として「たんすの肥やし(こやし)」が挙げられます。「たんすの肥やし」とは、たんすにしまったままで、ほとんど着ていない衣類を指す言葉です。

「重宝」の英語訳

重宝を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • convenient
    (便利な、使いやすい、重宝な)
  • handy
    (便利な、使いやすい、役に立つ)
  • to be useful
    (重宝する、役に立つ)

convenient と handy は形容詞として用います。

たとえば、a convenient(/handy) dictionary で、「重宝な辞書」と訳すことができます。convenient を useful と書き換えることも可能です。

 

また、handy を使った “it comes in handy” という慣用句があります。これは、「〜は役に立つ」と訳されます。

it の部分を具体的な名詞に書き換えたり、関係詞を使って表現することが可能です。たとえば、 “I usually use this dictionary that comes in handy.(私は、普段重宝しているこの辞書を使います)”のように使います。

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まとめ

以上、この記事では「重宝」について解説しました。

読み方 重宝(ちょうほう)
意味 便利で役に立つものとして常に使うこと。貴重なものとして大切にすること。
類義語 便利、簡便、至便など
対義語 不便
英語訳 convenient(便利な、使いやすい、重宝な)

夏になるとクーラーが、冬になるとこたつが「重宝」されますね。場面や季節によって、それぞれ「重宝」されるものがあります。

「重宝」の意味や使い方をきちんと理解して、正しく使いこなせるようにしましょう。

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