ネット用語「チキる」の意味と使い方をわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、ネット用語の「チキる」です。

「チキった」などのフレーズを耳にしたことのある方は多いのではないでしょうか。ネット用語でありながら、日常のシーンでも用いられる言葉であるため、意味を押さえておきたいところです。

以下では、「チキる」の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「チキる」の意味をスッキリ理解!

チキる:臆病になったり、おびえて怖がったりすること

「チキる」の意味を詳しく

「チキる」とは、臆病になったり、おびえて怖がったりすることを指す言葉です。

何かに怖がっていたり、臆病になっている人のことを俗に「チキン」と呼びます。名詞の「チキン」を動詞化する上で、「る」を語尾にしたものが「チキる」です。

使い方の例は以下の通りです。

「チキる」の使い方

  1. チキるのはやめて、あの子に声かけてみなよ!
  2. チキって一歩を踏み出せない
  3. チキらずに挑戦してみないと!
  4. まだ告白できてないのか!おまえチキってるな!
  5. ホラー映画が怖くて見れないなんてチキンだな!
  6. 怒られるのが怖いだなんて、そんなことでチキるなよ

「チキる」は、若者同士の会話の中で多く使われており、「怖がる」や「ビビる」よりも相手を煽るニュアンスがあり、馬鹿にしている表現です。

ネット用語ではありますが、日常においてもよく使われているのです。

「チキる」の由来

欧米のスラングで”Chicken”(チキン)というのがあります。これは鶏肉のチキンと言いう意味ではなく、鶏のようにキョロキョロとしている様子から「臆病者」という意味で使われているスラングです。

欧米のスラングに習い、日本では、臆病者のことを「チキン野郎」などとカジュアルに表現することが多いです。

「チキる」の類義語

チキるには以下のような類義語があります。

  • 日和(ひよ)る:態度をはっきりさせないで、都合のいいほうにつくこと。
  • 芋る:田舎者、おどおどしている様子。
  • ビビる:怖がってすくむこと。

チキるの類義語はこの3つです。ビビるは皆さんもよく使う馴染み深い言葉ですが、日和るや芋るは若者の間でよく使われる言葉になります。

ちなみに、「芋る」はもともと関西弁の表現でした。田舎者が都会に出ておどおどしている様子を指す表現として「芋」が使われていました。それを動詞化したものが「芋る」です。

また、「日和る」は「日和見主義」の「日和見」からきています。自分で物事を決めず、有利な方につく考え方のことを言います。それを動詞化したものが「日和る」です

「チキる」の英語訳

チキるを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • He is chiken
    (彼は臆病者です。)
  • Your are this summer’s chickenshit
    (おまえはこの夏のビビり大賞だ。)

“chicken”臆病者という訳になるので、「私は鶏です」という解釈にならないように注意してください。

まとめ

以上、この記事では「チキる」について解説しました。

読み方チキる
意味臆病な様子やおびえたり、怖がること
由来欧米スラング”chicken”「臆病者」が由来
類義語ひよる、芋る、ビビるなど
英語訳He is chicken(彼は臆病者だ。)

日本語には若者言葉と言われる、その年の流行りのような言葉が生まれては消えていくを繰り返しています。

もちろん古くからある日本語を使うことも大切ですが、「チキる」のような若者が使う言葉も知っておくとも重要です。

特に、「チキる」は日常のシーンでも登場する回数が多いため、ぜひとも今や使い方を掴みましょう。

もとからある正しい日本語と欧米から来た言葉を使い分けることができれば、会話ががより楽しいものになりますね。