どう使い分ける? “pressure” と “stress” の違いを詳しく解説!

違いのギモン

日本語でもよく使われる “pressure” と “stress” と言う言葉がありますが、このよく似た2単語の意味と違いをご存知でしょうか?

この記事では、 “pressure” と “stress” の違いについて例文を用いながら詳しく解説していきます。

結論:外部からの重圧は “pressure”、それに争う内部からの力が “stress”

物理的な圧力を表す2単語ですが、人に対して、精神的にかかる圧力でも使われます。

“pressure” は、単純に一方向に押す力です。精神的にも物理的にも外部から加わる重圧を意味します。

“stress” は、外部から加わった圧に反発しようとして生まれる、逆方向の力です。

“pressure” に反発して “stress” が生まれるのです。

 “pressure” をもっと詳しく


“pressure” は名詞と動詞としての意味があります。

名詞では、外部から加わる「圧力」を意味します。物理的には「大気圧、起電力」、精神的には「圧力、強制力、圧迫」といった意味になります。

他動詞として、「(人に)圧力をかける、強制する」と言う意味で使われます。

精神的に使われる場合、圧力はかかりますが、いい方向にも、悪い方向にも作用する可能性がある力になります。

“pressure” の使い方の例

例文
  1. Due to the pressure of the works, I have to wake up early.
    (業務が立て込んでいて、早く起きなければならない。)
  2. Check the pressure of the tires.
    (タイヤの空気圧を確認してください。)
  3. They pressured me accepting the request.
    (彼らは私にその要求を承諾するよう圧力をかけた。)

①の “pressure” は、切迫を意味し、それによる精神的な苦痛などは含まれません。

②の “pressure” は、タイヤの空気圧を示す、物理的な使用例です。

③の “pressure” は、精神的な圧力を指し、動詞として使われています。私に対する、他動詞となっています。

“stress” をもっと詳しく

“stress” も同じく、名詞と動詞としての意味をもちます。

名詞では、内部からの反発する力、物理学的には「応力」と表します。精神的には「内面的な苦痛、緊張、圧迫」を意味します。

動詞では、「圧力を加える」や「ストレスを感じる」という意味があります。自分にかかる圧力そのものよりも、それに対して精神的な負担を感じているという内面に焦点が当たります。

“pressure” と違い、精神的に苦痛のある、負のニュアンスで使われる単語です。

“stress” の使い方の例

例文
  1. She is under great stress because of a new human relationship.
    (彼女は新しい人間関係に大変ストレスを感じている。)
  2. The dresser put a lot of stress on the floor.
    (その洋服タンスの重みで床に大きな圧力がかかっていた。)
  3. Gravity stresses the human body.
    (重力は人の身体に圧力をかける。)
①の “stress” は、日本語でもよく使われる精神的苦痛を意味します。この場合、慣れない新しい人間関係が圧力をかけ、ストレスとなっている様子です。

②の “stress” は、物理的な意味での圧力です。タンスの重さが床にかかり、生じる圧力を表します。

③の “stress” は、他動詞として使われ、重力がかかることで、人体を圧迫することを意味しています。

“pressure” と “stress” の関係

“pressure”と”stress”の関係は、以下の1文に表れています。

The pressure of passing this exam is causing me stress.
(試験に合格するプレッシャーが私のストレスとなっている。)

合格しなければならない、と圧力がかかり、それが精神的にストレスになっているさまを表しています。

まとめ

以上、この記事では、” stress” と “pressure” の違いについて解説しました。

  • “pressure” :外部からかかる圧力。
  • “stress” :外部からの圧力によって生じる応力、苦痛。
外部からの力そのものか、それに対して反発する内的な力なのかに応じて使い分けができます。これを機に、日本語でもしっかりと使い分けていきたいですね。