「好意」と「好感」の違いとは?意味から使い方までわかりやすく解説

違いのギモン

ビジネスにおいても、日常生活においても、人にいい印象を持ってもらうのは、とても重要ですよね。

さて、そんな感情を示す似ている2つの言葉として、「好感」と「好意」があります。両者の意味の違いをご存知でしょうか?

この記事では、よく似ている「好意」と「好感」の違いを例文を使い、詳しく解説していきます。

結論:「好意」はその人のためになりたい気持ち「好感」は、好ましい感情

「好意」は、親しみを持ち、その人のためになりたいと思う気持ちです。

一方で「好感」は単純に、好ましいと思う感情のことを言います。

「好意」をもっと詳しく


「好意」とは、その人に、親しい気持ちを抱き、好ましく思う気持ちを言います。恋愛感情を控えめに表現する時にも使われます。

また、「好意」は、「好感」よりもその人のことをより深く考えているニュアンスがあります。「その人のためになりたいと思う気持ち」や、「親切な気持ち」という意味でも使われます。

「好意」の使い方の例

例文
  1. 彼女の提案は、みんなに好意的に受け取られた。
  2. 彼は彼女に好意を抱いている。
  3. せっかくのご好意を無にするのは誠に残念ですが、お断りします。
  4. ご好意に甘えてお邪魔します。
①の「好意的」は、彼女の提案がみんなに理解され、いい内容だと判断されていることを表しています。

②の「好意を抱く」は特に、異性を対象としているため、「彼女」に対して向けられた恋愛感情の表現であることが判断できます。

③の「ご好意」は、相手の親切な気持ちを丁寧に表現した言葉です。

④の「ご好意」も③と同じで、相手が自分のことを思っている気持ちをありがたく受け取っている時に使うフレーズです。

「好感」をもっと詳しく


「好感」とは、単純に、「いい感じ、好ましいと思う感情のこと」です。

「好意」に比べると、見た目や、行動に対する第一印象として生まれる感情で、軽いものになります。

「好感」の使い方の例

例文
  1. その販売員は、真摯に私に合う商品を考えてくれ、好感が持てた。
  2. 社員の好感度調査システムを導入した。
  3. 彼の長髪はあまり好感を持たれないようだ。
①の「好感が持てた」は、販売員の態度に対していい印象を持ったことを表しています。

②で使われている「好感度」とは、好感をもつ度合いを表します。ここでは、社員に持たれている印象がどの程度ものかについての調査です。

③の「好感を持たれない」は、いい印象を持たれないことを意味します。

類語

  • 好意:厚意(こうい)、親切心
  • 好感:好印象

同音異義語の「厚意」は、相手の行動の親切さに焦点を当てており、そこに特別な感情があるかどうかは関係ありません。

また、「厚意」は相手に対して用いる言葉であり、「私の厚意」などとは表現しません。

対義語

  • 好意:悪意(あくい)、敵意(てきい)
  • 好感:反感(はんかん)、悪感(あっかん)

対義語をみても、「好意」の方がより強く気持ちが入っている言葉であることがわかりますね。

英語訳の違い

「好意」と「好感」は、英語訳にもその違いが現れています。

「好意」の英語訳
  • favor
  • kindness

どちらも、親切を意味する英語訳です。favor はやや形式ばった表現です。

「好感」の英語訳
  • good feeling
  • good impression

good feeling は「いい感じ」、good impression は「好印象」を意味します。どちらも、対象に深く入り込んだ感情ではなく、「好意」に比べて軽いニュアンスがあります。

まとめ

以上、この記事では、「好意」と「好感」の違いについて解説しました。

  • 好意:親しみをもち、その人のためになりたい気持ち。親切心。恋愛感情。
  • 好感:いい感じ、好ましい印象をもつ気持ち。
似たような「好意」と「好感」にも実は違いがありました。

違いがわかったかと思いますので、好感を持ってもらうためにも、しっかり言葉を使い分けていきたいですね。