「シリアル」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「シリアル」です。

「シリアル」の意味、使い方、語源などについて分かりやすく解説します。

☆「シリアル」をざっくり言うと……

英語表記シリアル(cereal)
意味穀物・穀類そのものや、穀物・穀類を加工した食品の総称
語源豊作の女神セレスの意味を持つ、ラテン語の “Cereālis” が語源

「シリアル」とは?

シリアル(cereal):穀物・穀類そのものや、穀物・穀類を加工した食品の総称

「シリアル」の意味を詳しく

「シリアル」とは、穀物・穀類そのものや、穀物・穀類を加工した食品の総称です。

穀物や穀類は古くからありましたが、1890年代からアメリカで商品化されたことで、加工食品をも示す言葉になりました。日本でも1980年代にご飯、パンに続く朝食のひとつとして普及しました。

現代に普及しているシリアルには、有名なもので以下のようなものがあります。

  • オートミール:麦の一種である燕麦(えんばく)を精白し、いって、ひき割りにしたもの
  • ミューズリー:オートミールなどの未調理の加工穀物と、ドライフルーツ、ナッツ、種子類などを混ぜ合わせたもの
  • コーンフレーク:とうもろこしの加工食品
さらにビタミンや食物繊維などの栄養素を加えたものもあります。

牛乳や豆乳をかけてふやかして食べたり、ヨーグルトに入れて食べたり、さまざまな食べ方があります。

「シリアル」の使い方

  1. シリアルは賞味期限が比較的長いのでストックしたい場合にはちょうどよい。
  2. 今日の朝食は、和食やパンではなくシリアルで簡単にすませようと思う。
  3. 穀物そのものは低カロリーだが、加工されたシリアルは高カロリーであることが多いのでダイエット中には注意したい。

「シリアル」の語源

シリアルの語源はラテン語の “Cereālis” です。“Cereālis” は、豊作の女神セレスの意味があります。

これが転じ、穀物・穀類そのものや、穀物・穀類を加工した食品の総称として使われる言葉になりました。

もう1つのシリアル “serial”

カタカナ語として使うことは少ないですが、 “serial” というスペルの言葉があります。カタカナに直すと、“serial” も「シリアル」です。

“serial” は、連続しているという意味です。

電気回路などの直列や、コンピューターシステムの機器を一列にする際に使用される言葉です。

まとめ

以上、この記事では「シリアル」について解説しました。

英語表記シリアル(cereal)
意味穀物・穀類そのものや、穀物・穀類を加工した食品の総称
語源豊作の女神セレスの意味を持つ、ラテン語の “Cereālis” が語源

加工されていないシリアルは、朝食だけでなく、ダイエット中の小腹が空いた時にもおすすめです。