正しく使い分けよう!「原因」と「要因」の違い

違いのギモン

様々な場面で使う「原因」と「要因」ですが、意味を正しく理解し、きちんと使い分けることができていますか?

日本語は漢字によっては、色々な解釈が存在します。

今回は「原因」と「要因」の意味の違いと使い分け方についてわかりやすく解説します。

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結論:「要因」は「原因」が集まったもの

「原因」は、物事を引き起こす元となるものです。

一方で、「要因」は、原因がいくつか集まったものです。

「原因」をもっと詳しく

「原因」は、物事を引き起こす元となるものをいいます。

英語は “cause” で、「何かを(直接的に)引き起こすもの」といったニュアンスです。

例えば、「出火の原因を探る」や「原因不明の難病」など、よくない物事に使うことが多いです。ある交通事故の原因が居眠り運転だった場合、居眠り運転こそが運転手が交通事故を引き起こした元となるものなので「原因」を使います。

 

また、原因は必ずしも1つとは限りません。

例えば、車の車の衝突による交通事故の場合、過失割合が10:0になることはほとんどありません。なぜなら、「左右の確認を怠った」「スピードを出しすぎた」など、多くの場合は両者に原因があるからです。

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「要因」をもっと詳しく

「要因」は、原因が集まったものをいいます。英語は “factor” で、「ある物事の成立させる要素」といったニュアンスです。

例えば、風邪を例に挙げましょう。風邪を引いた「要因」には、「体を冷やしたこと」「睡眠不足」「人から移された」など、たくさんの原因があるのです。

「要因」は、「成功の要因を探る」などよい物事にも使われる点で「原因」と異なります。

類語:「理由」と「原因」の違い

「原因」に似ている言葉に「理由」があります。「理由」は人が行為を起こす元となることをいいます。

理由は英語で “reason” です。また、理由の対語が「結論」なのに対し、原因の対語は「結果」です。

「理由」は「人が何かをすること」に対して「なぜか?」を問うことをいいます。

これに対して「原因」は「結果」に対して「なぜか?」を問うことをいいます。

 

例えば、学校を休んだ「理由」は、「なぜその人が学校を休んだのか?」という問いに対する答えです。そして「理由」つまりその人の答えは、例えば「風邪をひいたから」です。

一方で、風邪をひいた「原因」は、「なぜ風邪という結果がひき起こされたのか?」という問いに対する答えです。風邪をひき起こした「原因」つまり元になったのは、例えば「体を冷やしたこと」なのです。

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まとめ

以上、「原因」と「要因」の意味の違いと使い分け方を解説しました。

  • 原因:物事を引き起こす元となるもの
  • 要因:原因が集まったもの

きちんと原因と要因の意味の違いを理解することは、何か課題に直面し考える時に役に立つのではないでしょうか。

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