「キャッチアップ」とは?意味と使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「キャッチアップ」です。

「キャッチアップ」の意味、使い方、語源についてわかりやすく解説します。

「キャッチアップ」の意味をスッキリ理解!

キャッチアップ(catch up):追いつくこと、追いかけること、また、遅れを取り戻すこと

「キャッチアップ」の意味を詳しく

「キャッチアップ」の意味をまとめました。

  • 追いつくこと
  • 追いかけること
  • 遅れを取り戻すこと
日常で使われる場合、「空間的な距離を追いつく」という意味よりむしろ、「時間や進み具合などの遅れを取り戻す」という意味で使われます。

ビジネスの場で多く使われる言葉ですが、他の業界でも使われる場合があります。特別な意味を持つこともあるため、以下で解説します。

ビジネス用語としての「キャッチアップ」

ビジネスの場で「キャッチアップ」が使われるときは、「まだ得ていない情報や知識を、後追いで獲得する」という行為を意味します。

たとえば、欠席した会議の議事録を読んで、出席者と同じ知識を得ることや、新しい部署に配属されそこで働くための知識・技術を身に着けることを指します。

経済学用語としての「キャッチアップ」

経済学用語の「キャッチアップ」は「発展途上国が経済、インフラ、技術などの国力で先進国に追いつこうとすること」を意味します。

発展途上国や先進国という区別なしで、「特定の分野で劣る国が勝っている国に追いつこうとすること」という意味でも使用されます。

IT用語としての「キャッチアップ」

ニュースリーダーでは「未読のニュースを、ワンクリックで既読にする機能」を指します。未読がたまり、新着のニュースに気が付きにくくなることを防ぐ機能です。

また、「ネット上の画像をワンクリックでダウンロードする作業」も「キャッチアップ」と言います。

放送用語としての「キャッチアップ」

テレビ放送やインターネット配信の番組を再放送することを「キャッチアップ放送」「キャッチアップ配信」と言います。

リアルタイムで見れなかった人を主な対象としたもので、次回の放送までに内容を把握させて追いつかせる目的があります。「見逃し配信」とも呼ばれます。

「キャッチアップ」の使い方

  1. 出張で前回の定例会議に出席できなかったため、会議資料を読んでキャッチアップした。
  2. 日本政府は発展途上国のキャッチアップを目的とした支援金を予算に計上した。
  3. チャットアプリをアップデートしたら、キャッチアップ機能が追加されていた。
  4. 友達に今はやりのドラマを教えてもらい、キャッチアップ配信を見始めた。

上の例文のように、ビジネスの場やIT業界など様々な分野で使用されます。

 

①はビジネスの場で「まだ得ていない情報や知識を、後追いで獲得する」ことを指しています。

②の「キャッチアップ」は発展途上国を対象に使われているため、「発展途上国が経済、インフラ、技術などの国力で先進国に追いつこうとすること」を意味します。

③のチャットアプリにおける「キャッチアップ機能」は、「未読のチャットを、ワンクリックで既読にする機能」を指します。

④の「キャッチアップ配信」は「すでに放送された回の再配信」を指します。

「キャッチアップ」の語源

キャッチアップの語源は英語の “catch up” です。

“catch up”は「追いつく」と訳されます。また、「最新情報や流行について学ぶ」「あとからまた会う」という意味を持ちます。

まとめ

以上、この記事では「キャッチアップ」について解説しました。

英語表記キャッチアップ(catch up)
意味追いつくこと、追いかけること、また、遅れを取り戻すこと
語源英語の “catch up”

多くの専門用語を解説しましたが、「追いつくこと」というニュアンスがすべての意味に共通しています。

このニュアンスをしっかり理解すればどの分野の「キャッチアップ」にも対応できます。