ことわざ「猫に小判」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「猫に小判(ねこにこばん)」です。

言葉の意味、使い方、由来、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「猫に小判」の意味をスッキリ理解!

猫に小判(ねこにこばん):どんな立派なものであっても、価値が分からない者には、なんの役にも立たないのたとえ

「猫に小判」の意味を詳しく

「猫に小判」とは、どんな立派なものであっても、価値が分からない者には、なんの役にも立たないことのたとえです。

「猫の前にも小判」とも言います。

 

「猫に小判」は、京都いろはかるたの札の一つとしても有名です。

いろはかるたは、南蛮文化として伝わり、江戸時代に普及したかるたです。江戸(現在の東京)・京都・大阪の各地域で、それぞれの形で発展していきました。

 

京都いろはかるたの「ね」は、「猫に小判」です。

ちなみに、江戸いろはかるたの「ね」は「念には念を入れよ」です。また、大阪いろはかるたの「ね」は「寝耳に水」です。

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「猫に小判」の使い方

  1. 小学生がこんなにいい時計をつけて、まるで猫に小判だ。
  2. いただいたものがこんなに高価だったとは。猫に小判の状態だったことに今更気づいた。
  3. 犬に高い洋服を着せるなんて、まさに猫に小判だな。
猫に小判を与えても、その使い方が分からないから安心という意味で使う人がいますが、それは間違いです。

「猫に小判」の由来

小判は、江戸時代に流通した金貨の一つです。非常に価値が高く、庶民であれば目にすることすら少ないものでした。

しかし、猫には小判の価値は分かりません。魚などのエサをちらつかせれば喜びますが、小判には見向きもしないでしょう。

このことから「猫に小判」は現在の意味を持つようになりました。

招き猫

猫が小判を持っている置き物を、一般的には、招き猫と呼びます。

江戸時代の家には、家の至る所に隙間があったため、頻繁にネズミが侵入し、食料を食べていました。

また、猫はペットとしては全然普及しておらず、高価なものでした。

 

野良猫が家に住み着くということは非常に運が良いことであり、利益の増加に繋がりました。

このことから商売繁盛を祈願する「招き猫」が生まれたと言われています。

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「猫に小判」の類義語

猫に小判には以下のような類義語があります。

  • 馬の耳に念仏:ありがたみが分からないことの例え
  • 豚に真珠:値打ちが分からないものに宝物をあげても無意味であることの例え
  • 牛に経文:いくら言い聞かせても、なんの効果もないことの例え
  • 豚に念仏猫に経:ありがたみが分からないことの例え
  • 犬に論語:どんなに説いて聞かせても、何もならないことの例え

「猫に小判」の英語訳

猫に小判を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Cast pearls before swine.
    (豚に真珠を与える)
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まとめ

以上、この記事では「猫に小判」について解説しました。

読み方 猫に小判(ねこにこばん)
意味 どんな立派なものであっても、価値が分からない者には、なんの役にも立たないことのたとえ
由来 小判は大変高価なものであったことから、江戸時代の人がわかりやすく表現したことが由来
類義語 馬の耳に念仏、豚に真珠、牛に経文など
英語訳 Cast pearls before swine.(豚に真珠を与える)

ぜひ、自分の身の丈にあった身なりや行動をしていきたいですね。

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