インテリアに欠かせない「ラグ」や「カーペット」や「絨毯(じゅうたん)」ですが、その違いは何なのでしょうか。この記事で詳しく解説していきます。
結論:大きさの違い
「カーペット」は「ラグ」よりも大きいサイズのものをいいます。
「絨毯」はカーペットと同じです。
「ラグ」をもっと詳しく
ラグは、約三畳くらいまでの小さめのサイズの敷物です。
しかし、海外では違う区別をすることもあります。イギリスでは、部屋に敷き詰めるものをカーペット、敷き詰めないものをラグと言います。また、アメリカでは機械で織られたものをカーペット、手織りのものをラグと言います。ですがどちらもはっきりとした区切りがあるわけではありません。
ラグは、部屋全体ではなく、部分的に必要な部分に敷きます。例えば、ソファーやベッドの足元などに使われます。
ラグをフローリングに敷くことで、ほこりが舞うことを防ぐことができたり、断熱効果も期待できます。
また、ラグは、汚れにくい素材でできているものが多いです。また、デザイン性が高いものが多いのもラグの特徴です。
おしゃれなデザインのラグを敷けば、インテリアとして部屋のアクセントにもなります。
「カーペット」をもっと詳しく
カーペットはラグより大きく、基本的に部屋に敷き詰めるものです。
カーペットを部屋全体に敷き詰めることによって、断熱効果が期待できます。それから、フローリングに敷くことにより、ほこりが舞い散るのを防ぐことができます。
また、防音効果もあるため、アパートやマンションでは騒音のトラブルを防ぐことにつながります。
カーペットは、ウール、ナイロン、ポリエステル、アクリルなど、素材も様々なものがあるので、状況に合わせて選ぶことができます。
「絨毯」をもっと詳しく
一般的には、絨毯はカーペットと同じものです。
しかしその織り方で区別することもあります。敷物に使われる織物全般のことをカーペットと言い、その中でもパイルと呼ばれる添毛織り(てんもうおり)の織物のことを絨毯と言います。
まとめ
以上、この記事では、「ラグ」「カーペット」「絨毯」の違いについて解説しました。
- ラグ:約三畳くらいまでのサイズのもの
- カーペット:約三畳より(ラグより)大きいサイズのもの
- 絨毯:カーペットと同じ
素材やデザインの違う様々なラグやカーペットや絨毯が販売されています。お部屋のコーディネートに取り入れてみてはいかがでしょうか。