「キャプチャ」の意味とは?使い方から英語や類義語まで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「キャプチャ」です。

「キャプチャ」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。

☆「キャプチャ」をざっくり言うと……

英語表記キャプチャ(capture)
意味コンピューターにデータを取り込むこと
語源英語の “capture”
類義語捕集、コレクション

「キャプチャ」の意味をスッキリ理解!

キャプチャ(capture):コンピューターにデータを取り込むこと

「キャプチャ」の意味を詳しく

「キャプチャ」とは、コンピューター内にデータを取り込むことという意味のカタカナ語です。

「キャプチャー」と表記することもあります。

「キャプチャー」の種類

「キャプチャ」はさまざまな種類があります。代表的な「キャプチャ」の例を三つあげていきます。

「キャプチャ」の種類
  • スクリーンキャプチャ:ディスプレイの表示内容を画像データにして取り込むこと。
  • ビデオキャプチャ:他の機器から動画データを取り込むこと。
  • モーションキャプチャ:人の動きから動作データを取り込むこと。

ディスプレー画面全体やウインドーに表示された内容を、静止画像のデータとして保存することを「スクリーンキャプチャ」といいます。

「キャプチャ」は「スクリーンキャプチャ」の略語として使われることが多くなっています。また、取り込んだ画像そのものを「キャプチャ」と言うこともあります。覚えておきましょう。

また、他の映像機器などから動画データをコンピューターに取り込むことを「ビデオキャプチャ」といいます。

三次元空間における人体や動物の動きをデジタルデータとしてコンピューターに取り込む手法のことを「モーションキャプチャ」といいます。

「スクリーンキャプチャ」のやり方

多くのパソコンには、「スクリーンキャプチャ」が標準機能として備わっています。キーボードのショートカットキーを押すだけで「スクリーンキャプチャ」ができるため、操作方法も簡単です。

「Windows」と「Mac」での代表的な操作方法を説明します。

スクリーンキャプチャの操作方法
  • Windowsの場合: “PrintScreen” キーを押す。
  • Macの場合: “Command” キー、 “Shift” キー、 “3” キーを同時に押す。

「スクリーンキャプチャ」と「スクリーンショット」の違い

「スクリーンキャプチャ」と似た意味の言葉に「スクリーンショット」があります。

意味は「スクリーンキャプチャ」と同じで「ディスプレイの表示内容を画像データとして取り込むこと」や「取り込んだ画像」を指します。

例文
  • ゲームアプリ内での記録したスクリーンショットをSNSへ投稿した。
上記の例文は、「ゲームアプリ内での画面を取り込むこと」を「スクリーンショット」で表しています。

「スクリーンショット」は「画像以外を取り込むこと」には使われないので、注意しましょう。

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「キャプチャ」の使い方

  1. 画面をキャプチャしておいたから、後で見ておいてください。
  2. 操作画面のキャプチャを載せて、マニュアルで確認しやすいようにする。

①の例文の「キャプチャ」、「画面をスクリーンを画像データを保存すること」を意味しています。PC画面を画像データとして保存することで、確認する際に便利になります。

②の例文の「キャプチャ」は、「操作画面を画像として取り込み、マニュアルに載せること」を指します。マニュアルや資料は、文章で羅列するよりも「キャプチャ」のような画像データを載せることで見やすくなります。

「キャプチャ」の語源

「キャプチャ」の語源は英語の “capture” です。

“capture” には「捕まえる」「取る」などの意味があります。動物や人などの物理的な物だけでなく、人の心や関心を捕らえることにも使われます。

カタカナ語の「キャプチャ」は英語の “capture” の意味が派生し、「データを取り込むこと」という意味を持つ言葉になりました。

「キャプチャ」の類義語

「キャプチャ」には以下のような類義語があります。

  • 捕集:取り集めること・つかまえ集めること
  • コレクション:美術品を集めること・収集品

まとめ

以上、この記事では「キャプチャ」について解説しました。

英語表記キャプチャ(capture)
意味コンピューターにデータを取り込むこと
語源英語の “capture”
類義語捕集、コレクション

「キャプチャ」は多くの場面で「スクリーンキャプチャ」の略として使用されています。

「キャプチャ」は、「コンピューター内にデータを取り込むこと」を指し、操作方法やエラー画面の説明に便利な機能になっています。

「スクリーンキャプチャ」を有効に使用できるように、操作に慣れておくとよいでしょう。