「グリーンボール」と「キャベツ」の違いとは?味や見た目も解説

違いのギモン

みなさんは「グリーンボール」という野菜を知っていますでしょうか。

「グリーンボール」は「キャベツ」と似た目が似ていて区別が難しいですが、栄養価が高く、注目されている野菜です。

今回はそんな「グリーンボール」と「キャベツ」の違いについて解説していきたいと思います。

結論:「グリーンボール」は「キャベツ」の一種

まず、「キャベツ」はアブラナ科アブラナ属の多年草で、野菜として頻繁に食べられています。

一方、「グリーンボール」は「キャベツ」の一種で、銘柄の名前です。

「グリーンボール」をもっと詳しく

グリーンボールはキャベツの一種で、銘柄の名前です。

キャベツには寒玉、春玉、丸玉などの種類がありますが、グリーンボールは丸玉です。

そして、コンパクトなボール型をしていてキャベツと似た形ですが、重さは 1kg ほどでキャベツより少し軽めです。

 

また、旬は 4 月から 5 月ごろであり、一年中出回っているわけではありません。その上、キャベツより出回る量も少なめです。

そして、高冷地で生産されたものが夏から秋に出回ることがあるでしょう。

一方、寒さに弱いので冬に出回ることはほとんどないです。

ちなみに、日本では主に茨城県や長野県で生産されています。

 

そんなグリーンボールは葉が内部までしっかりと巻きこんでいて内側まで緑色でありつやがあります。

そして、肉厚である割にやわらかいので生で食べたり、スープに入れたり、煮物に入れたりするとおいしいでしょう。

また、漬物にしてもおいしいです。

ちなみに、煮崩れしにくいのでじっくりと煮込む料理にも向いています。

 

そして、グリーンボールは栄養価が豊富な野菜でもあります。

例えば、カロチンはキャベツの 2 倍も含まれています。

ちなみに、カロチンには抗酸化作用があり、免疫を強化してくれる働きがあります。

 

また、グリーンボールにはビタミン K やビタミン C やカルシウムやカリウムなども含まれています。

このうち、ビタミン K には動脈硬化を防ぐ働きがあります。

また、ビタミン C には抗酸化作用があります。

 

そして、カルシウムには骨を健康に保つ働きがあります。

また、カリウムは体の状態を適切に保ってくれます。

「キャベツ」をもっと詳しく

キャベツはアブラナ科アブラナ属の多年草で、野菜として頻繁に食べられています。

グリーンボールより流通量が圧倒的に多く、1 年中出回っています。

そして、旬は冬です。

そして、キャベツにはいろいろなサイズのものがありますが、一般的な M サイズのものはグリーンボールよりやや大きめであり、重さは 1.2kg~1.5kg ほどです。

また、キャベツは生で食べるとシャキシャキとした食感があります。

まとめ

以上、この記事では、「グリーンボール」と「キャベツ」の違いについて解説しました。

  • グリーンボール:キャベツの一種で、銘柄の名前
  • キャベツ:アブラナ科アブラナ属の多年草で、野菜として頻繁に食べられている

「グリーンボール」は栄養価が高いのでおすすめの野菜です。

みなさんも今度食べてみてはいかがでしょうか。

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和佐 崇史
文章を書くこと、読むことが大好きな大学生です。中学2年生で漢検2級を取得するなど、言葉については詳しい自信があります。Webライターとしてはこれまで累計1,000記事以上を執筆してきました。