英語の “buy” と “purchase” の違いとは？意味までわかりやすく解説

“buy”と”purchase” は、どちらも「買う」を意味しますよね。英語の授業で習った時、「いったい何が違うの？」「どうやって使い分けるの？」と疑問を覚えた人も、少なくないのではないでしょうか？

この記事では”buy”と”purchase”の違いをわかりやすく解説します。

結論：フォーマルさと、指し示す意味の範囲が違う！

例文を参考に、詳しく両者の違いを見ていきましょう。

“buy”をもっと詳しく

“buy”はドイツ語由来の英単語であり、日常的に買い物をする際など、口語で使われることが多いです。過去形、過去分詞形は”bought”です。

もちろん、シンプルに「買う」という意味を指すこともできますが、他にもいろいろと意味があります。”buy”の意味は大まかにわけて4つあります。

それぞれを使った例文は以下の通りです。

“purchase”をもっと詳しく

“purchase”はフランス語由来の英単語で、書き言葉などでも使われるフォーマルな言葉です。過去形、過去分詞形は”purchased”です。

ただお金を払って買うというよりも、交渉や契約を経て高価なものを購入する場合や、ビジネス上の取引などで使われることが多いです。

従って、安価な商品を買う際に”purchase”を使うと、大げさな感じがして不自然であるため、気をつけましょう。誤用例は以下の通りです。

purchaseの誤用例

I purchased a hamburger.

また、“purchase”は「購入」という意味の名詞としても使うことができ、”make a purchase (購入する)”のような使い方をされることもあります。

“purchase”を用いた例は以下の通りです。

例文

1. He purchased a new house last month. (彼は先月、新しい家を購入した。)
2. You made a good purchase. (あなたいい買い物したね。)

まとめ

以上、この記事では、”buy”と”purchase”の違いについて解説しました。

• buy：カジュアルで日常的な単語、指し示す意味の範囲が広い
• purchase：フォーマルな単語、指し示す意味の範囲が狭い

いかがでしたでしょうか？それぞれの単語が出てきたとき、何となく「買う」と訳すことは出来ますが、それぞれにニュアンスの違いがあるということをきちんと押さえておきたいですね。場面に合わせて、適切な方を選んで使いましょう。