実は全然違う!「バター」と「マーガリン」の 6 つの違い

違いのギモン

朝起きた時、パンに「バター」や「マーガリン」塗って食べる方は多いのではないでしょうか。そんな皆さまは、両者の違いをご存知でしょうか。

今回は、バターとマーガリンの 6 つの違いについて解説します。

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【1】原料の違い

バターの原料は牛乳です。厳密には法律で成分についての規定があります。乳脂肪分が 80% 以上、水分が 17% 以下、大腸菌群が陰性の食品と定義されています。

マーガリンの原料は植物性油脂もしくは動物性油脂です。バターの代用品として作られました。こちらも成分比が法律で規定されており、油脂含有率が 80% 以上、乳脂肪含有率が 40% 未満、水分が 17% 以下の食品と定義されています。

【2】香り、風味の違い

バターには芳醇(ほうじゅん)な香りや風味があります。そのため、料理やお菓子作りによく用いられます。

マーガリンにはあまり匂いはなく、味もさっぱりしています。そのため、サンドウィッチに塗ったりなど、ほかの食材の風味を損なわない使い方が特徴です。

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【3】形状の違い

バターは、温度によってその形状が変化しやすいです。 15℃ 前後の時が柔らかく、パンなどに塗りやすい状態です。冷蔵保存をすると固くなり、逆に 30℃ を超えると溶け出します。

マーガリンは 10℃ ~ 30℃ の間で柔らかく、使用しやすい状態を保ちます。

【4】健康へのリスクの違い

バターは 100g あたり 215mg 程度のコレステロールを含んでいます。コレステロール値が高く、動脈硬化が起こるリスクも指摘されています。

ただ、人間の体内では一定量のコレステロールを摂取するように調整機能が働いているため、必要な分だけコレステロールが体に吸収されます。したがって、過剰摂取さえ控えれば健康へのリスクは大幅に下がります。

 

一方、マーガリンは 100g あたり 15g 程度のトランス脂肪酸を含んでいます。トランス脂肪酸は体内のコレステロールを増やす働きを持ちます。摂取しすぎると心臓疾患へつながるリスクが指摘されています。そのリスクから、海外ではマーガリンの販売を禁止している地域もあります。

日本人の場合、トランス脂肪酸の摂取量は1日で 2g 未満に抑えるべきとされています。日本人が摂取する1日あたりのトランス脂肪酸の平均量は 1g前後とされているため、過度にマーガリンを危険視する必要はないでしょう。

また、最近ではトランス脂肪酸含有量の少ないマーガリンも販売されるなど、健康へのリスクを減らす努力がなされています。マーガリンに潜む健康へのリスクも、バターと同様に避けられるものなのです。

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【5】賞味期限の違い

未開封の場合、バターは 6ヵ月、マーガリンは 6~10 ヵ月が賞味期限です。

開封後は、バターは 2週間、マーガリンは 1ヵ月が賞味期限とされています。ですが、開封後は徐々に鮮度が落ちてしまうため、早めに食べるに越したことはありません。

【6】価格の違い

バターの価格は近年高騰しており、200gあたり 400円を超えるものが多くなっています。酪農家が減ったため、原料である牛乳の生産が少なくなったことが原因の1つです。

マーガリンは 200gあたり 300円以内で買えるものがほとんどです。元々、マーガリンは製造コストの高いバターの代用品であるため、バターよりも価格は安いです。

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まとめ

以上、この記事では、「バター」と「マーガリン」の 6 つの違いについて解説しました。

バターマーガリン
原料牛乳植物性(もしくは動物性)油脂
香りや風味芳醇な香りと風味香りはなく、さっぱりとした味
形状15℃ 前後:程よく柔らかい
30℃ 前後:溶け出す
10℃ ~ 30℃ の間で程よく柔らかい
健康へのリスクコレステロール値が高いトランス脂肪酸を含む
賞味期限未開封:6ヵ月
開封後:2週間
未開封:6~10ヵ月
開封後:1ヵ月
価格200g あたり 400円以上200g あたり 300円以下

バターとマーガリンは原料から違うため、それぞれ独自の性質があります。違いをきちんと把握し、好みに合わせて使い分けましょう。ただ、どちらも過剰摂取には注意しましょうね。

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