今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ブロックチェーン」です。
「ブロックチェーン」の意味・使い方・語源・関連語についてわかりやすく解説します。
☆「ブロックチェーン」をざっくり言うと……
英語表記 | ブロックチェーン(black chain) |
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意味 | みんなでデータを管理する仕組み |
語源 | 英語 “block”の“chain” |
関連語 | IoT、クラウド、AI |
第4次産業革命について | シェアリングエコノミー、ファインテックの発展 |
このページの目次
「ブロックチェーン」の意味をスッキリ理解!
すべてを管理するリーダーがいるわけではない、という点が重要です。難しい概念であるため、丁寧に見ていきましょう。
「ブロックチェーン」の意味を詳しく
「ブロックチェーン」とは、みんなでデータを管理する仕組みのことです。
ブロックチェーンは、あくまで仕組みです。「ブロックチェーン=ビットコイン」というわけではなく、ブロックチェーンの使い方の1つにビットコインがある、というわけです。
ブロックチェーンとは、暗号化された、つまり誰にも解読できないデータをみんなで共有するという仕組みです。
こうすることで、情報の改ざんが不可能である上に、大切なデータが消えるということもなくなります。情報の信頼度が高いという点が注目を集めています。
「ブロックチェーン」の使い方
それでは、ブロックチェーンが実際どのようなサービスに使われるか、ということと合わせて、言葉の用法を確認しましょう。
- ビットコインはブロックチェーンの賢い使い方だ。
- プライベートブロックチェーンを使い、店舗間の連携を図る。
- 新時代を制するのはブロックチェーンだとも言う。
①ブロックチェーンの使い方の1つとして仮想通貨をつくることができる、という論文が2008年に発表されました。これがビットコインの始まりです。
②限定されたメンバー内で、データを共有するプライベートブロックチェーンというものがあります。これにより、チェーン店で在庫の調整をしたりと助け合うことができます。
③ブロックチェーンは、その信頼度の高さゆえに、新時代を制するとも言われています。
「ブロックチェーン」の語源
ブロックチェーンの語源は英語の “block”と“chain”が合わさったものです。
データを箱に詰めてブロックにして、それをチェーン状に並べたということから来ています。様子を頭に浮かべると、理解の一助になると思います。
関連語「4種の神器」
今回紹介した「ブロックチェーン」というのは、新時代を作る「4種の神器」と言われるものの1つです。ブロックチェーン以外の3つについて簡単に解説します。
- IoT(Internet of Things):家電などに搭載されたインターネット。遠隔操作や情報の収集に使われる。
- クラウド:データをオンライン上に保管できる倉庫。
- AI:人工知能。
これらはすべてが相補関係にあり、動いています。それぞれの仕組みを掘り下げることも大切ですね。
第4次産業革命について
これらの新技術の登場により、世界では第4次産業革命が起こるとも言われています。ユーザーから集めた膨大なデータを利用して、さまざまなサービスが発展します。代表的なものを解説します。
- シェアリングエコノミー:インターネットを通じて、家や車をレンタルするサービス。Airbnbなど、ユーザーは近年増加傾向にある。
- ファインテック:金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語。スマホなどによる送金も含まれる。
まとめ
以上、この記事では「ブロックチェーン」について解説しました。
英語表記 | ブロックチェーン(black chain) |
---|---|
意味 | みんなでデータを管理する仕組み |
語源 | 英語 “block”の“chain” |
関連語 | IoT、クラウド、AI |
第4次産業革命について | シェアリングエコノミー、ファインテックの発展 |
ニュースなどで使われる難しい言葉の意味を確認しました。いずれも現代社会を生きる上で欠かせない知識です。今後の展開に注目ですね。