「バンドル」とは?意味や使い方をわかりやすく解説!

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「バンドル」です。

「バンドル」の意味・使い方・語源・類義語・医療におけるバンドルについてわかりやすく解説します。

「バンドル」の意味をスッキリ理解!

バンドル(bundle):ある製品やサービスに、別の製品やサービスを合わせて消費者に提供すること

「バンドル」の意味を詳しく

「バンドル」とは、複数の商品を組み合わせ、セットで販売することです。商品同士の組み合わせでなく、ある商品と特定のサービスを組み合わせて消費者に提供・販売する場合にもこの表現が用いられます。

このように組み合わせられた商品は、それぞれ別のものとして買うことはできず、どちらかだけが欲しい場合でも、必ずそれ以外についてくる商品・サービスも同時に購入しなければなりません。複数の商品が同時に手に入る分、一つの商品を単体で買う場合よりも値段は少し高くなります。

また、単に商品をまとめ売りにする際にも、この表現が用いられることもあります。

バンドルとは逆に、一体化していた商品やシステムをバラバラにして販売することをアンバンドルと呼びます。

 

「バンドル」の具体例

バンドルは電化製品を販売する際に用いられることが多い手法です。具体例としては以下のようなものがあります。

  • パソコンに機器だけでなくオペレーションシステムをあらかじめ搭載しておき、機器だけでなくそのシステムの値段も考慮した価格で販売する
  • スマートフォンにあらかじめいくつかのアプリケーションが搭載された状態で販売されている
  • 映画や小説の特典にDVDやポストカードがついて販売されている
オペレーティングシステム:コンピューターシステムを動作させるための基盤となるようなプログラムの総称のこと。OSと略されることもある。

「バンドル」の使い方

  1. このパソコンには、オペレーティングシステムとバンドルで販売されている。
  2. この映画のDVDには、特典としてメイキング映像のDVDもバンドルで売られている。

上の例文のように、バンドルは何かの商品に他の商品が組み合わされて提供されていることを表す言葉です。

「バンドル」の語源

バンドルの語源は英語の “bundle” です。

英語の “bundle” の意味は以下の通りです。

“bundle” の意味
  • 束・ひとまとめにした物・塊 (名詞的意味)
  • 包む・束ねる (動詞的意味)
この言葉が派生し、カタカナ語の「バンドル」が誕生しました。

「バンドル」の類義語

バンドルには以下のような類義語があります。

  • 抱き合わせ商法:人気がある商品と人気のない商品を同時に販売する手法

「バンドル」と「抱き合わせ商法」の違い

バンドルと抱き合わせ商法の違いは、以下の通りです。

「バンドル」と「抱き合わせ商法」の違い
  • バンドル:一般的に消費者に利益をもたらす
  • 抱き合わせ商法:一般的に消費者に不利益をもたらす
抱き合わせ商法は「抱き合わせ販売」と呼ばれることもあり、需要の高い商品を買わせる際に需要が低い商品も買わせることでお店側が利益を得ようとするものです。これは販売者側の公正な競争を妨げることにもつながるため、日本では違法行為となっています。

医療用語としてのバンドル

バンドルは基本的に、商品を売ったり提供したりする際に用いられる言葉です。しかし、医療の場では「ケアバンドル」という言葉があり、これは普通のバンドルとは異なった使い方をされています。

ケアバンドルの意味は以下の通りです。

  • ケアバンドル:ケアに有効な方法をまとめて行い、高い効果を得ようとすること

実際のケアバンドルとしては、以下のようなものがあります。

実際のケアバンドルの例
  • 人工呼吸器関連肺炎予防のために行われる人工呼吸バンドル
  • せん妄管理のために行われるABCDEバンドル
この中でも、特に人工呼吸バンドルは高い効果が認められています。
人工呼吸器関連肺炎:人工呼吸を開始して48時間以降に新たに発生した肺炎のこと
せん妄:突然発生する注意力の低下や思考力の低下といった精神機能の障害のこと

まとめ

以上、この記事では「バンドル」について解説しました。

英語表記バンドル(bundle)
意味ある製品やサービスに、別の製品やサービスを合わせて消費者に提供すること
語源英語 “bundle”
類義語抱き合わせ商法
医療におけるバンドル有効ないくつかの介入法をまとめて行うことで高い効果を得ようとすること

このように、バンドルはある製品に他の製品やサービスを合わせて消費者に提供することを指す言葉です。抱き合わせ商法との区別が難しいため、意味や使い方をしっかりと覚えましょう。