区別できる?「ブルドック」と「フレンチブルドック」の違い

違いのギモン

皆さん、犬は好きですか?犬は賢くて人懐っこく、世界中でペットとして人気のある動物ですよね。

ところで、「ブルドック」と「フレンチブルドック」の違いを知っているでしょうか?どちらもよく聞く犬種ですが、実ははっきりと違いがわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「ブルドック」と「フレンチブルドック」の違いをわかりやすく解説します。

スポンサードリンク

結論:なんと原産国から違う!

ブルドックはイギリスが原産、フレンチブルドックはフランスが原産の犬種です。ブルドックは、フレンチブルドックと区別するために「イングリッシュブルドック」と呼ばれることもあります。

また、フレンチブルドックはブルドックを品種改良して生まれた犬です。

「ブルドック」をもっと詳しく

「ブルドック」は、体高は30~38㎝、体重は25㎏前後と比較的大柄な犬種です。

ブルドックは、13~19世紀にかけてイギリスで流行した「ブルベイティング」に利用するために生み出されました。「ブルベイティング」とは、杭につないだ雄牛に数匹の犬を放ち、牛を倒した犬の飼い主に多額の賞金を支払うという見世物のことです。

 

ブルドックは、さまざまな改良がなされ、1630年代にはじめて正式な犬種として分類されました。

噛み付いた状態でも呼吸ができる上向きの鼻、噛み付く力の強いしゃくれた顎、牛の攻撃をかわしやすい短足と低い体高など、牛と闘うのに適した身体へと改良されました。

そうしてあの愛嬌のあるつぶれた顔とずんぐりした体型を持つ、個性的な見た目が生まれたのです。

 

しかし、1835年に動物愛護の観点からブルベイティングは禁止されました。雄牛と闘った末に大怪我をしたり、死んでしまう犬が少なくなかったからです。

その後、闘争心や攻撃性を抑えるための改良が行われました。結果として、ブルドックは非常に温和な犬種に生まれ変わり、現在に至っています。

スポンサードリンク

「フレンチブルドック」をもっと詳しく

「フレンチブルドック」は、体高28~33㎝、体重8~14㎏とブルドックよりもやや小柄な犬種です。

1860年ごろにイギリスの織物職人によってフランスに持ち込まれたブルドックが改良されて生まれました。先ほど説明したブルベイティング禁止の流れを汲(く)み、攻撃的な性格を修正するべくして、主にパグやテリア犬などと交配されました。

当初は、ネズミ捕り用の犬として使われていました。しかし、その愛らしい見た目と温和な性格は上流階級の人々に好まれ、広く愛玩犬(あいがんけん)として飼われるようになりました。

 

フレンチブルドックには、垂れ耳の「ローズイヤー(バラ型の耳)」を持つ個体と、いわゆる立ち耳である「バットイヤー(コウモリの耳)」を持つ個体がいました。そして、どちらが正しいフレンチブルドックであるかという議論がなされるようになります。

その後、フレンチブルドックはアメリカに持ち込まれました。アメリカでは「バットイヤー」の方が人気が高かったようです。1900年代に行われたフレンチブルドックショーを契機に、ピンと耳の立った「バットイヤー」が標準であると定められるようになりました。

まとめ

以上、この記事では、「ブルドック」と「フレンチブルドック」の違いについて解説しました。

  • ブルドック:イギリス原産。もともとは闘犬で、垂れ耳を持つ。
  • フレンチブルドック:フランス原産。ブルドックを小柄に改良した犬で、立ち耳を持つ。
「ブルドック」と「フレンチブルドック」は、名前は似ていますが、原産国や見た目に違いがあります。また、ブルドックがもとは闘犬であったことは、知らないと想像しにくいでしょう。動物の歴史をたどってみると新たな発見がありますね。

スポンサードリンク