わかる?「ハンチング」と「キャスケット」と「ベレー帽」の違い

違いのギモン

毎日のように帽子を身に着けている人は少ないかもしれませんが、帽子は大事なファッションアイテムですよね。

帽子をかぶるだけで、雰囲気ががらりと変わることもあります。

また、帽子にはファッションとしても意味もありますが、機能的な意味もあります。

帽子は寒い時期には防寒に、暑い時期には日よけに役立っているのです。

 

そんな便利な帽子ですが、ひとくちに帽子といっても、実にさまざまな種類があります。

そして、その中には似ていて区別が難しいものもありますよね。

しかし、帽子の種類を言い当てたりして間違っていたら恥ずかしいですよね。

 

例えば、みなさんは「ハンチング」と「キャスケット」と「ベレー帽」の違いをご存知でしょうか。

区別がつかない、ということも多いのではないでしょうか。

そこで、今回は「ハンチング」と「キャスケット」と「ベレー帽」の違いについて解説していきたいと思います。

結論:形状が異なる

まず、「ハンチング」は短いつばがついていて、それを覆うようにおでこの部分が前に傾いているような帽子です。

次に、「キャスケット」はハンチングの一種で、おでこの部分が前に倒れず、頭の部分が全体的にふくらんでいる帽子です。

そして、「ベレー帽」はつばがなく、基本的にはふちがなく、丸く平たい形をしている帽子です。

つまり、「ハンチング」と「キャスケット」と「ベレー帽」では形状が異なるのです。

「ハンチング」をもっと詳しく

ハンチングは短いつばがついていて、それを覆うようにおでこの部分が前に傾いているような帽子です。

英語では “hunting cap” と表記されます。また、日本では「鳥打帽(とりうちぼう)」と呼ばれることもあります。

そして、ハンチングは文字通り、もともとは “hunt(狩り)” をするための帽子として19世紀中ごろに出現しました。

 

ただ、現代人が狩りをすることは少ないです。

そのため、現在ではゴルフなどのスポーツでかぶられていることが多いでしょう。

また、それに限らず、日常生活でもよくかぶられています。

そして、日本では探偵がかぶっているイメージが強いかもしれません。

 

ちなみに、ハンチングの素材はツイードやウールや革などさまざまです。

また、ハンチングは主に男性向けの帽子です。

ここからはハンチングの種類について見ていきましょう。

ハンチングの種類

ハンチングには主に2つの種類があります。

それぞれについて見ていきましょう。

モナコハンチング

モナコハンチングとは、頭頂部の布が一枚になっているハンチングです。

そして、もっとも一般的なハンチングだと言えるでしょう。

プロムナードハンチング

プロムナードハンチングとは、ニットやフェルト製で丸いフォルムをしたハンチングのことです。

「キャスケット」をもっと詳しく

[出典:https://mer-app.jp/c/7Ou4]

キャスケットはハンチングの一種で、おでこの部分が前に倒れず、頭の部分が全体的にふくらんでいる帽子です。

そして、頭頂部は4枚~8枚ほどの布をつないで作られていることが多いでしょう。

ちなみに、キャスケットの素材は麻、コットン、ニット、ウールなどです。

 

そして、キャスケットの語源はフランス語の “cosque” です。

この単語は「かぶる」「ヘルメット」などの意味を表しています。

そして、フランスでは前ひさしがついているキャップの総称として用いられることもあります。

ちなみに、キャップとはつばがないか、もしくは一部にしかついていない帽子のことです。

 

また、キャスケットはアメリカでは、新聞売りがかぶっているイメージが強いため、 “newsboy cap” と呼ばれることが多いです。

「ベレー帽」をもっと詳しく

ベレー帽はつばがなく、基本的にはふちがなく、丸く平たい形をしている帽子です。

そして、ベレー帽は個性的な印象を与えるファッションアイテムです。

女性用のものが多いでしょう。

また、ウールやフェルトなどで作られていることが多いです。

 

ちなみに、ベレー帽の語源はフランス語の “beret” です。

そして、ベレー帽が生まれたのはスペインのバスク地方だと言われています。

ちなみに、バスク地方はスペインとフランスの国境付近にあります。

そして、バスク地方で聖職者がかぶっていた角帽を住民がまねしてかぶったのが発祥だと言われています。

ちなみに、角帽とは、上から見るとひし形になっている帽子のことです。

↑角帽

 

そして、ベレー帽は主に2種類あります。

次はそれぞれについて見ていきましょう。

バスクベレー


バスクベレーは小型で頭頂部にチョボやボッチと呼ばれる短いひも状の装飾があるベレー帽です。

ウール製でやわらかなことが多いでしょう。

 

そして、バスクベレーはピカソや手塚治虫などが愛用していたことから、漫画家や画家などをイメージさせるアイテムとして使われることもあります。

確かに、絵を描いている人はバスクベレーをかぶっているイメージがありますよね。

そして、バスクベレーは比較的女性に人気があるファッションアイテムです。

ミリタリーベレー

ミリタリーベレーはチョボがなく、かぶり口に装飾があることが多いでしょう。

そして、名前の通り、軍隊用の帽子として用いられていることが多いです。

また、戦場カメラマンの渡部陽一さんもかぶっています。

そして、ミリタリーベレーはななめにかぶり、どちらか一方を下げてどちらか一方を上げて着用されていることが多いでしょう。

まとめ

以上、この記事では、「ハンチング」と「キャスケット」と「ベレー帽」の違いについて解説しました。

  • ハンチング:短いつばを覆うようにおでこの部分が前に傾いている帽子
  • キャスケット:おでこの部分が前に倒れず、頭の部分が全体的にふくらんでいる帽子
  • ベレー帽:つばがなく、基本的にはふちがなく、丸く平たい形をしている帽子

「ハンチング」と「キャスケット」と「ベレー帽」はどれも素敵なファッションアイテムです。

帽子を選ぶ時には、「ハンチング」や「キャスケット」や「ベレー帽」なども選択肢に入れてみてくださいね。