教養は日常を彩る!人生を豊かにしたいあなたにおすすめの本15選

教養とは、学問や文化に関する幅広い知識を身につけることで得られる心の豊かさのことです。

教養を深めることで、世の中にあるさまざまな事象を理解することができ、ひいては人生を彩りあるものにすることにつながります。そんな魅力ある教養は、ぜひとも深めたいものです。

しかし、教養と一口に言ってもさまざまな分野があるため、どのようにして学べばよいか、その手段に迷っている方も多いことでしょう。

本稿では、言葉の語源・経済学・心理学・古典に関する教養が学べるおすすめ本を15冊紹介いたします。ただ、その前に、15冊の中からのおすすめ本を3冊ご紹介します。

これだけは押さえておきたい!おすすめ本➌選

➊論語 (岩波文庫 青202-1)

『論語』は、中国において、『四書(ししょ)』と言われる古典のうちの1つです。仁徳を備えた人になることを理想とする孔子とその弟子たちが、人間味あふれる問答を繰り返しています。2000年以上もの間読み継がれてきたという事実こそが、多くの人の心を打つ古典であることの証となっています。

本著では、原文・読み下し文・現代語訳の構成でひとつひとつの篇が展開されています。原文が端的な言葉で綴られていることから、『論語』を現代語に訳すことに関しては、統一の見解は存在しないとされています。だからこそ、そこに自分なりの解釈の余地があり、それが醍醐味なのです。

孔子も、次のように述べています。

学んで思わざれば則(すなわ)ち罔(くら)し。
(学んでも考えなければ、知見は身につかない。)
[出典:『論語』p42]

つまり、原文を読んで、自分で意味をかみしめてこそ、真の学びとなります。ぜひとも、本著から独自の学びを受け取ってみてください。

➋今日から使える行動心理学 (スッキリわかるシリーズ)

行動心理学とは、人の行動の裏でどういう心理が働いているのかについて研究する学問です。本著では、さまざまなシチュエーションにおける行動と心理を、イラストや会話をはさみながらカジュアルに紹介しています。

本著における「行動」は、消費行動・恋愛・会社でのふるまいといった日常の生活態度から、髪を触る・腕を組むといった小さな癖までと、非常に幅広いです。そのひとつひとつに、科学的知見に基づいた理由付けがなされています。本著で得られる知識は、日常で生かせるものばかりです。

たとえばですが、電車に乗る時、人はなぜ端から座るのでしょう?本著では、日常の中で見るありふれた景色をいくつもピックアップし、「なんとなく」の裏に潜む心理メカニズムを明らかにしていきます。

本著を読めば、ビジネスや恋愛に限らず、人と関わる場面で有効に使える知識を得ることができるでしょう。

➌予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

経済学は、「人は合理的に行動するはずだ」という前提の下、物や時間などの限られた資源をいかに使うのが良いかを研究する学問です。それに対して、行動経済学は、「必ずしも人は合理的に行動するわけではない」という考えの下、非合理的な行動とその裏で働いている心理の関係を追究します

たとえば、私たちは、無料で手に入る製品を喜んで受け取ることが間々あります。しかしそれは、より優れた有料製品を手に入れる機会を損なっていることも意味します。

ひいては、製品が壊れた時に、(またすぐに壊れるはずの)無料製品を何度も手に入れるサイクルにはまり、ある意味時間というコストをどんどん失うという結果に終わることも考えられます。私たちを引き付けてやまない、「無料」の魅力とはいったい…。

本著では、著者のダン・アリエリーが行った実験をもとに、不合理な行動を取ってしまう人間の心理を明らかにしています。タイトルの「予想通りに不合理」が示唆しているのは、合理的な行動ではないのにもかかわらず、導かれるようにその行動を取ってしまうという皮肉なメカニズムなのです。

 

以上が、本稿でご紹介している本の中からピックアップした、おすすめの良書です。以下では、上記3冊を含めた良書を15冊ご紹介しています。

語源から知りたい!言葉の意味に関する良書4選

①日本の言葉の由来を愛おしむ―語源が伝える日本人の心―

普段使っている言葉の多くに関して、その語源を意識することはないでしょう。しかし、語の起源を知ることは、言葉を大切に扱うことへとつながる貴重な機会です。本著では、そんな身近な言葉の1つ1つに関して、成り立ちを丁寧に紐解いていきます。

②エピソードで楽しくわかる「故事成語」

故事成語には、古の人が紡いだ物語が根底にあります。本著は、過去の人々の歴史を詳しく追っていきながら、故事成語の成り立ちに迫っていきます。

③四字熟語物語―故事来歴をひもとく

漢字四字で構成される四字熟語には、字面からは一見想像もつかないような原義から意味に至っているものが数多くあります。その過程をあますことなく解説しているのが本著です。

④英単語の語源図鑑

一見違う意味の英単語でも、もとをたどると同じ語源に行きつくものがあります。本著では、単語をさらに細かくしたところから、英語の持つ意味について細かく紐解いていきます。

世の中の仕組みを知りたい!経済学に関する良書3選

⑤経済用語図鑑

経済という言葉は生きている以上隣り合わせですが、それゆえ用語の意味を知らないと困ってしまいますよね。本著では、新聞やニュースに出てくるような身近な経済学用語から高度な理論まで、イラスト付きでわかりやすく解説しています。

⑥経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる

経済学における先駆者について広く浅く学びたい方にはピッタリの本です。平易な言葉で綴られた内容は初心者にも読み取りやすく、より深く経済を学ぶ前の踏み台としての機能を遺憾なく発揮するでしょう。

⑦予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

人間は、合理的に見えて、実は損をしていたりする生き物です。知らず知らずのうちに不合理な行動をしている…そんな人間のメカニズムを理解できたら、日常生活でものすごく役立つと思いませんか?本著では、人間の行動に潜むルールを、心理学と経済学の観点から明らかにしていきます。

人間の本質をもっと知りたい!心理学に関する良書4選

⑧心理学大図鑑

心理学とは何かという部分から、幅広いカテゴリーを広く浅く分析します。まずは心理学の外観を掴みたい、という方にピッタリの良書です。

⑨今日から使える行動心理学 (スッキリわかるシリーズ)

人間の何気ない仕草のひとつひとつの裏にはさまざまな心理が作用しており、それを明らかにしようとするのが行動心理学です。

本著では、小さな癖さえも行動として拾い上げ、科学的な根拠に基づいて裏に潜む心理を分析しています。目の前の人が何を思っているか、その答えを知る手法を学ぶにはぴったりの良書です。

⑩史上最強図解よくわかる社会心理学

日常生活を営む上で、私たちはさまざまなことに影響されて、そこには色々な心理が存在します。個人・団体・世論・流行などの要素が相互に関係し合い、心理がうごめき、そうして生み出されるのが社会です。

本著を読めば、友人関係や仕事などの場面において使える心理学を学ぶことができます。

⑪スポーツ心理学入門 (心理学エレメンタルズ)

スポーツには、さまざまな心理がうごめいています。本著では、刻一刻と移り変わる場面においてプレーヤーの心がどう動いていくか、また効果的な動機付けの仕方について明らかにしていきます。スポーツには技術と体力だけでなく、心も大きく関わっていることを教えてくれる1冊です。

先人の知恵に触れたい!古典に関する良書4選

⑫新版 歎異抄―現代語訳付き (角川ソフィア文庫)

「歎異抄(たんにしょう)」は、鎌倉時代に活躍した親鸞(しんらん)の言葉を綴ったものです。「悪人こそが仏に救われる」など、逆が真のように見えるテーマを交えた「歎異抄」は、人のあり方に関する深い教訓を与えてくれます。本著は、平易な現代語訳を付随しながら、親鸞の魅力に迫ります。

⑬論語 (岩波文庫 青202-1)

「論語」は、儒学の祖である孔子と、その弟子たちとの問答を収めた書物です。人間関係の中において、人として取るべき行動が端的にまとめられています。本著を読んで徳を積めば、友人関係、仕事など、さまざまな場面で役立つはずです。

⑭新訂 孫子 (岩波文庫)

最も有名な兵書と言っても過言ではないでしょう。「孫子」は、戦争を攻略するための人為的な策について語られた本です。「孫子の兵法」とも言われるその戦略は、ビジネスやスポーツなど、あらゆる場面で応用が利くとされており、今なお多くの人々に読まれています。

⑮道は開ける 新装版

「道は開ける」は、1948年に初版が刊行されてから、今もなお世界中の人に読まれています。本著では、悩みに対してどういう考え方で向き合っていくべきかについて、カーネギー氏の実体験をもとに書かれています。タイトル通り、道を開くためのヒントが詰まった1冊です。