「ブラックアウト」とは?意味と使い方を例文付きで詳しく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ブラックアウト」です。

「ブラックアウト」の意味・使い方・類義語についてわかりやすく解説します。

「ブラックアウト」の意味をスッキリ理解!

ブラックアウト(blackout):停電のこと、また失神や灯火管制(とうかかんせい)などの制限のこと

「ブラックアウト」の意味を詳しく

「ブラックアウト」とは、停電のこと、また失神や灯火管制などの制限のことです。

ブラックアウトという表現には様々な意味が存在するため、意味ごとに分けて詳しく説明します。

停電

ブラックアウトの意味の一つとして、停電があります。ブラックアウトは、発送電システムが全て崩壊するような大規模な停電に対して使われる言葉です。

英語の“Blackout”には「大規模な」という意味は含まれていません。英語の“Blackout”は、通常規模の停電のことも指します。

また、テレビやパソコンの画面に何も映らなくなることや、電波や光学装置が妨害などのために使用出来なくなることもブラックアウトといいます。

失神

ブラックアウトには、失神という意味もあります。また、記憶の喪失や一時的な意識の喪失にも、ブラックアウトという表現が用いられます。

 

ダイビングにおいては、無理に長く水中に潜ろうとした後、浅瀬に戻ってきた時に起こる失神のことを特にブラックアウトといいます。

ダイビングにはハイパーベンチレーションという呼吸法があるため、このような状態になることがあると考えられています。

ハイパーベンチレーション:深く早い呼吸を繰り返すことで、血液の炭酸ガスの濃度を下げ、酸素濃度を上げることによって次に呼吸したいと思うまでの時間を稼ぐという呼吸法

 

また、航空用語にもブラックアウトが存在します。強力なGがかかることによって搭乗員が失神することを、ブラックアウトといいます。

プラスのGが搭乗員にかかると、血液が頭に回らなくなります。その結果、意識が朦朧(もうろう)としていき、視野がだんだんと暗くなっていきます。そのため、このような現象はブラックアウトと名付けられています。

ブラックアウトとは反対に、搭乗員にマイナスのGがかかると頭部に血液が集中していき、目が充血します。その結果、段々と視野が赤くなっていきます。この状態のことを、レッドアウトといいます。

制限

ブラックアウトは、灯火管制など様々な制限に用いられる表現です。例えば、支配者がテレビやラジオなどを統制する言論統制のことを、メディア・ブラックアウトといいます。

 

他にも、金融においてブラックアウト期間というものがあります。これは、中央銀行が金融政策決定会合を行う際に、その会合に参加するメンバーに対して、金融政策に関する発言を一定期間の間禁止するというものです。

会合に参加するメンバーの影響力は大きいため、誰かが金融政策について何かしらの発言をしてしまうと、金融政策を行う前に市場が勝手に動いてしまいます。そのような状況を防ぐために、ブラックアウト期間が設けられています。

その他のブラックアウト

上記であげたもの以外にも、舞台効果の一つとして、照明を突然消すことや舞台を暗転すること、またスポーツの試合の中継放送を特定の地域のみに行うことなどをブラックアウトといいます。

「ブラックアウト」の使い方

  1. 突然ブラックアウトし、部屋が真っ暗になった。
  2. ジェットコースターに乗っていたら意識がブラックアウトした。

上の例文のように、意識を失った場合や停電が発生したことを示すために、ブラックアウトという表現は使われます。

「ブラックアウト」の類義語

ブラックアウトには以下のような類義語があります。

  • 大停電:大規模な停電のこと
  • 記憶障害:記憶を思い出すことができないなど、記憶に関する障害のこと
  • 報道管制:特定の情報を流さないなど、報道を制限すること
  • 放送中断:ラジオやテレビが途中で中断されること

ブラックアウトは様々な意味をもつ単語です。そのため、類義語も数多く存在します。

まとめ

以上、この記事では「ブラックアウト」について解説しました。

英語表記ブラックアウト(Blackout)
意味停電のこと、また失神や灯火管制などの制限のこと
類義語大停電・記憶障害・報道管制・放送中断など

ブラックアウトは、様々な意味をもつ表現です。ブラックアウトという表現が使われているものを発見したら、文脈を正確に確認し、どのような意味で使われているかを考えながら読むようにしましょう。