「別途(べっと)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「別途(べっと)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「別途」の意味をスッキリ理解!

別途(べっと):別の方法や使い道

「別途」の意味を詳しく

「別途」は別の方法や使い道という意味です。

他にも「別の方面、扱い」という意味もあります。今とは異なる方法や用途、扱いをする場合に用いられる単語です。

「別途」の使い方

  1. 質疑応答の時間は別途設けます。
  2. 懇親会については別途連絡いたします。
  3. 明日の会議資料はメールに別途添付します。
  4. 離島へのお届けは別途料金が発生します。
  5. 交通費は別途支給いたします。

「別途」は一般に副詞的な使い方をすることが多いです。動詞の前に置くことで、後ろにくる言葉を修飾します。

 

「別途」に続く表現として代表的なものを紹介します。

②の例文の「別途連絡する」は、今回の連絡とは別に再び連絡をすることです。今回とは異なる用件の連絡、もしくは異なる人からの連絡の際に使います。

③の例文の「別途添付する」はビジネスにおいてよく用いられる表現です。メールのやりとりなどにおいて、本文とは別に用意して送付するという意味です。添付ファイルやパスワードなどを送りたい場合に使います。

④の「別途料金がかかる」という表現も日常的に使われます。郵送料などが追加でかかる際に、別でお金が必要という旨を伝えることができます。

「別途」の語源

「別途」を構成する漢字の意味は、それぞれ以下の通りです。

  • :それとは違った、他の
  • :道のり、道筋

2つの漢字を合わせると「別の道で」という意味になります。ここから「別の方法や使い道」という意味になりました。

「別途」の類義語

「別途」には以下のような類義語があります。

  • 別個:他とは切り離されたひとつ
  • 別件:別の用件
  • 追って:近いうちに物事が行われること
  • 別口(べつくち):別の部類、ルート

「別個で」「別件で」は「別途」と同じように使われます。「別件で連絡します」などのように用います。

「追って」は後からという意味ですが、「別途」と似た使い方がされます。「別途」は別でという意味はありますが、順序は問いてないので注意しましょう。

また、「別の」という表現は「別途」と意味が非常に似ています。「別途」は「別の方法や手段、道筋」という「途」の意味が加わるのに対し、「別の」は制限がなく、何に対しても使うことができるという違いがあります。

「別途」の英語訳

「別途」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • separate
    (分けて)
  • another
    (他の)

「別途」を英語で訳すと “separate” です。副詞にすると “separately” になります。

ただし、場面によって “separate” を用いるのが適切でない場合があります。「別途料金」は “additional fee” , “extra fee” などと訳します。「別途積立金」は “special reserve” などと訳します。

例文
  • I need to consider that separately.(私はそれを別途検討する必要がある。)
  • Please allow us to adjust that separately.(それについては別途調整させてください。c)

まとめ

以上、この記事では「別途」について解説しました。

読み方別途(べっと)
意味別の方法や使い道
語源「それとは違った」「道のり」という意味の漢字から
類義語別個、別件、追ってなど
英語訳separate, another

「別途」はビジネスシーンや日常生活においてよく見受けられる表現です。意識せずに使っている場面が多いですが、正しい意味と使い方をマスターしましょう。