英語の「be動詞」と「一般動詞」の違いとは?文法をわかりやすく解説

違いのギモン

英文を作成する際には、必ず動詞が必要です。

英語における動詞には、「be動詞」と「一般動詞」の2種類がありますが、明確な違いが分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は「be動詞」と「一般動詞」の違いについて解説します。

結論:使い方が違う

「be動詞」は、文を成り立たせるために用いられる動きを表さない動詞です。

一方、「一般動詞」は、主語が行う行動などを示す動きを表す動詞です。

「be動詞」をもっと詳しく


be動詞は、文を成り立たせる役割をし、「~は、~です」や「~があります」などの訳され方をします。

be動詞は、動詞として働きますが、動きを表さない動詞です。

be動詞は、原形のbe、現在形のam、are、is、過去形のwas、were、現在分詞形のbeing、過去分詞形のbeenの全8種類のみです。

「be動詞」の使い方の例

be動詞を使った例文を3つ紹介します。

  1. I want to be a teacher.(私は先生になりたい。)
  2. I am happy to hear that.(それを聞いて、私とても嬉しい。)
  3. he was born in Tokyo.(彼は東京で生まれた。)
①の例文で、be動詞は “to be” という形で用いられており、「~になる」という意味を表します。toと動詞が結びつく際、動詞は基本的に原形になります。

②の例文で、be動詞は、現在形のamという形で用いられており、「~は、~です。」という意味を表します。現在形のbe動詞において、amは一人称と結びつき、areは二人称と結びつきます。それ以外の主語はisを用います。

③の例文で、be動詞は、isの過去形であるwasが用いられています。be動詞+一般動詞の過去分詞形という形で受け身の例文となります。

「一般動詞」をもっと詳しく

一般動詞は、日本語における動詞と同じ役割をし、「~をする」と訳されます。

一般動詞は、基本的に主語が行う動きを表す動詞です。

主な一般動詞には、play(~する)やmeet(会う)、see(見る)などがあります。

「一般動詞」の使い方の例

一般動詞を使った例文を3つ紹介します。

  1. She plays basketball everyday.(彼女は毎日バスケットボールをする。)
  2. I met you two weeks ago.(私は2週間前、あなたに会った。)
  3. I am looking forward to see you.(私はあなたを会うのを楽しみにしている。)
①の例文のように、一般動詞は、sheやheなどの三人称単数形の動詞となる場合、基本的にsが付きplaysやmeetsという形になります。

②の例文のように、一般動詞は、過去形になる場合、形が変化します。基本的には、語尾に-dまたは-edがつき、過去形となります。meetが過去形になるとmetと変化するように、不規則な変化をする動詞もあります。

③の例文のように、seeは「見る」だけでなく、「会う」と訳されることもあります。

まとめ

以上、この記事では、「be動詞」と「一般動詞」の違いについて解説しました。

  • be動詞:文を成り立たせるために用いられる動きを表さない動詞
  • 一般動詞:主語が行う行動などを示す動きを表す動詞
「be動詞」と「一般動詞」の使い方の違いについて理解していただけたでしょうか。

どちらも英文を作る際のポイントになるため、しっかりと違いを理解して用いましょう。