メイクの新常識!「BBクリーム」「CCクリーム」「DDクリーム」の違い

違いのギモン

化粧品売り場には、たくさんのメイク用品が売られています。技術の進歩によって、最近は高機能な商品がどんどん登場していますね。

あまりにも品数が多く、どれを買って良いのかわからなくなることはありませんか。

ベースメイク用品のなかで特にわかりづらいのは、「BBクリーム」「CCクリーム」「DDクリーム」の違いです。どれも肌色のクリームで、アルファベットが名前に入っていることも共通していますね。

この3つのクリームにはどのような区別があるのでしょうか。そこで、この記事では、「BBクリーム」「CCクリーム」「DDクリーム」の相違点について解説します。

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結論:質感と機能がぞれぞれ異なる

「BBクリーム」「CCクリーム」「DDクリーム」の違いは以下の通りです。

  • BBクリームトロッとした質感。1本で肌の欠点をしっかり隠す
  • CCクリームサラサラした質感。薄く伸びて肌の透明感を残す
  • DDクリームトロッとした質感だが薄く伸び、アンチエイジング効果がある

「BBクリーム」を詳しく解説

名称の由来

「BBクリーム」の “BB” は、 “Blemish Balm” の略です。

Blemish には「欠点、シミ、ニキビ」、Balm には「鎮静するもの」という意味があります。ですから、「 Blemish Balm クリーム」は、「肌の欠点を抑えるクリーム」と訳すことができます。

BBクリームは肌色のような色がついたクリームで、ドイツの皮膚科医が発明したものです。開発当時は、ピーリングなどの施術をした直後の肌を保護するための医療品でした。

やがて、韓国の化粧品メーカーが、このクリームを日常的なメイク用品として商品化しました。これがきっかけで、BBクリームは日本でも普及したのです。

特徴

メリット

名前の由来の通り、BBクリームには、そばかすやニキビ跡、シミなどを隠す機能があります。また、美容液成分も入っているため、BBクリームを塗るだけで化粧下地からファンデーションまでの一連の行程を済ますことができます。

デメリット

クリームがトロッとしているため、ベタつきがあり、肌に乗せると伸びが悪いという欠点があります。このため、少し塗っただけで厚塗りをしているように見えることもあります。

毛穴をクリームが塞いでしまい、肌の皮脂の分泌が促進されて化粧崩れを起こしやすいというリスクもあります。

 

このように、「BBクリーム」はニキビ跡などをしっかり隠すことができる一方、質感が重いため伸びが悪いという弱点もあるのです。

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「CCクリーム」を詳しく解説

名称の由来

「CCクリーム」は、「BBクリーム」と同じく韓国から広まった用品です。日本でも、様々なメーカーが「CCクリーム」を販売しています。

「CCクリーム」の “CC” には、各メーカーが異なる意味をこめています。たとえば、以下のようなものがあります。

  • Control Color (色を調整するもの)
  • Complete Corection (完璧に補正するもの)
  • Care Control (ケアして調節するもの)
  • Care Correctiong (ケアして補正するもの)

いずれにしても、「CCクリーム」には「肌の色や調子を調整するクリーム」というような意味があることがわかりますね。

特徴

メリット

CCクリームは、質感がサラサラしていて、肌の上で伸びやすいというメリットがあります。薄く伸びるので厚塗り感は出ず、透明感のある仕上がりになります。

美容液成分が配合されているため、BBクリームと同じく単体として使うことができます。また、CCクリームには、下地として塗ってからファンデーションを重ねるという使い方もあります。

デメリット

しかし、名前の由来からも明らかなように、CCクリームはあくまでも肌の色を均一の整えるためのものです。BBクリームのように、肌の欠点をカバーすることはできません。

また、ファンデーションと一緒に使う場合、メイクに時間がかかってしまいます。

 

このように、「CCクリーム」はサラッとしていて伸びが良い一方、肌の隠したい部分をカバーすることはできないという弱点があるのです。

「BBクリーム」と「CCクリーム」の使い分け例

正反対の特徴をもつ「BBクリーム」と「CCクリーム」は、いろいろな観点で使い分けることができます。

メイク時間

時間が限られていて、ゆっくりメイクをする余裕がないときには、「BBクリーム」を使うのが適しています。

なぜなら、「BBクリーム」を塗るだけで、すぐに肌のお化粧が完成するからです。あとはアイシャドウやリップをさっと加えるだけでメイク完了ですから、「BBクリーム」には時短の効果があるのです。

一方、メイクをする時間に比較的余裕がある場合には、「CCクリーム」の使用が有効です。

「CCクリーム」を下地として使い、その上からファンデーションを重ねるという使い方をする場合、時間がかかります。しかし、もともと「CCクリーム」は1本でも使うことができるものであるため、ファンデーションを合わせて使うことでより丁寧に肌の色を整えることができます。

肌のコンディション

ニキビ跡やそばかすなどをしっかり隠したいときには、カバー力のある「BBクリーム」を使うのが効果的です。一方、肌の調子が良いときには「BBクリーム」を使って厚塗り感を出すよりも、「CCクリーム」を使って肌本来の透明感を残すのが良いですね。

このように、その日の肌のコンディションによって、BBクリームとCCクリームを使い分けることができるのです。

TPO

TPOに合わせて「BBクリーム」と「CCクリーム」を使い分けることもできます。

結婚式やパーティーなどで、華やかな服装に合わせて濃いメイクをするときには、BBクリームでマット感のある肌に仕上げるのが効果的といえます。

一方、買い物などのちょっとした外出では、薄化粧をするだけで良いことがありますね。このような場面には、さっと塗ることができ、肌の色を整える効果を持つ「CCクリーム」を使うのが良いでしょう。

季節

季節によって「BBクリーム」と「CCクリーム」を使い分けるというテクニックもあります。

マットな肌に仕上げる「BBクリーム」は冬に、透明感を出す「CCクリーム」は夏に使うことで、季節のイメージに合った肌をつくることができるのです。

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「DDクリーム」を詳しく解説

由来

「DDクリーム」はアメリカで開発されました。日本のメーカーからも出されていますが、「BBクリーム」と「CCクリーム」に比べると、日本国内ではあまり普及していません。

「DDクリーム」の “DD” は、 “Dynamic-Do-All(強力なオールインワン)” の略です。つまり、1本ですべてのメイクの行程を済ませることができる高機能なクリームという意味です。

しかし、「BBクリーム」と「CCクリーム」も、1本で使うことのできるものですね。それでは、「DDクリーム」は、この2つのクリームとどのように違うのでしょうか。以下、詳しく解説します。

特徴

「DDクリーム」は、BBクリームとCCクリームの両方の特徴をもっています。

質感はBBクリームのようにクリーミーで、マット感のある肌に仕上がるため、そばかすなどをしっかり隠すことができます。しかし同時に、CCクリームのように伸びが良いという特徴もあるのです。

つまり、BBクリームのカバー力と、CCクリームの伸びの良さを併せ持っていることから、「DDクリーム」はこの2つのクリームのメリットが共存しているクリームといえます。

 

さらに、「DDクリーム」には、BBクリームとCCクリームにはない特徴もあります。

それは、アンチエイジング効果があるということです。シワや毛穴など、加齢による肌の悩みを隠す機能があるのです。

このように、 “Dynamic-Do-All” という言葉を由来にもつ「DDクリーム」は、「BBクリーム」と「CCクリーム」の両方の利点を兼ね備えているのに加えて、年齢肌の欠点をカバーする特徴ももっているのです。

 

なお、「DDクリーム」には、 “Daily Defence (日常的な保護) クリーム” の略として呼ばれるものもあります

この意味での「DDクリーム」は透明なもので、全身の保湿のために使うクリームです。ですから、ファンデーション成分のある製品ではないのです。

お店で「DDクリーム」という名前で売られているものがあったら、 “Dynamic-Do-All” と “Daily Defence” のうち、どちらを略したものなのか確認し、目的に合うほうを購入するようにしましょう。

補足:「EEクリーム」とは


前項では、「BBクリーム」と「CCクリーム」の良いところを兼ね備えたものが「DDクリーム」であると解説しました。近年、この「DDクリーム」をさらに進化させたものとして「EEクリーム」というクリームが登場しました。

フランスやアメリカで販売されているものの、まだ日本のメーカーからは出ていません。このため、日本に住んでいると馴染みのない「EEクリーム」ですが、その興味深い特徴について解説します。

名称の由来

「EEクリーム」の “EE” には、以下のような様々な意味があります。

  • Even Effect (より効果をもつもの)
  • Energy Enhancer (活力を向上させるもの)
  • Early Elimination (早めの除去)

特徴

たしかに「DDクリーム」は、「BBクリーム」と「CCクリーム」の両方のメリットをもっています。しかし、BBクリームのように重い質感であるため、肌の悩みをカバーする能力は高いぶん、ベタつきがあるというデメリットがあります。

「EEクリーム」は、その「DDクリーム」の弱点を改善させたものです。そばかずやニキビ跡をしっかり隠しつつも、質感はサラッとしていて、のびが良いという特徴があるのです。

また、「EEクリーム」は、「DDクリーム」と同じくアンチエイジング効果があります。このように、「EEクリーム」は、「DDクリーム」の特徴を踏襲しながらも、「DDクリーム」をさらに進化させたものなのです。

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まとめ

以上、この記事では、「BBクリーム」「CCクリーム」「DDクリーム」の違いについて解説しました。あらためて、3つのクリームの違いを表でおさらいしましょう。

BBクリーム CCクリーム DDクリーム
由来 Blemish Balm Control Color など Dynamic-Do-All
質感 重い 軽い 重い
主な機能 悩みをカバーする 肌の色を整える アンチエイジング効果

しかし、ひとくちに「BBクリーム」「CCクリーム」「DDクリーム」といっても、商品によって色や質感が微妙に異なります。ですから、テスターなどで肌に塗ってみて、どのメーカーのどの商品が自分に合っているか、よく考えてから購入することが大切です。

自分にぴったりのクリームを選んで、より魅力的なメイクを目指しましょう。

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