四字熟語「常在戦場」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「常在戦場」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「常在戦場」の意味をスッキリ理解!

常在戦場(じょうざいせんじょう):どんなときも戦場にいるような心構えでことにあたれという意味

「常在戦場」の意味を詳しく

「常在戦場」とは、どんなときも戦場にいるような心構えでことにあたれという意味の四字熟語です。

戦場にいるような心持ちでものごとに取り組むことの大切さを説いた言葉です。

戦場では、命のやり取りが行われており、一瞬も気を抜くことができません。そのように、常に気を引き締めてものごとに取り組むべきであると言っているのです。

「常在戦場」の使い方

  1. 常在戦場と言うように、常に本気で取り組むことで、今の成功が掴めたと思います。
  2. 出世したいのならば、常在戦場の心意気を忘れるなよ。
  3. 3年間の部活動の中で、僕のモットーは常在戦場でした。

例文のように「常在戦場」は、ビジネスや学校生活などのさまざまな場面で使うことができます。

「常在戦場」の語源

「常在戦場」は、漢字の通り「常に戦場に在る」という意味の四字熟語です。

もともとは、武士の心得として使われていた言葉でした。「戦いが起きていないときでも、戦場にいるような覚悟をもって何事も行え」という意味で使われていたのです。

現在では、「戦場」は私たちにとっては遠いものですが、「戦場にいるくらい必死になりなさい」という比喩的な意味で使われています。

 

また、もともと「常在戦場」は、現在とは全く違う意味で使われていたという説があります。

以下のエピソードがもとになっています。

現在の新潟県である越後に長岡藩の牧野家がありました。

牧野家は関ヶ原合戦の前に行われた上田合戦で真田昌幸(さなだ まさゆき)に敗れました。牧野家は、この敗北の責任を取らされました。

しかし、その後、優れた政治力で権力を取り戻したのです。最終的に、牧野家は長岡藩の強大な大名なりました。

そんな牧野家の家訓が「常在戦場」です。

つまり、「戦場でうまくいかなくても、他の場所で取り返すことは可能であり、すべての場所が戦場なのである」という意味の言葉だったという説があるのです。

「常在戦場」の類義語

「常在戦場」には以下のような類義語があります。

  • いざは常、常はいざなり:常に緊張感をもって物事に挑めということ
  • 備えよ常に:常々準備を怠るなという意味

「常在戦場」の英語訳

「常在戦場」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Always prepare yourself as if you were in a battle field.
    (常に戦場にいると思って準備しなさい)
  • Always conducting oneself as though one were on a battlefield.
    (常に戦場に自分がいるかのように立ち回りなさい)

まとめ

以上、この記事では「常在戦場」について解説しました。

読み方常在戦場(じょうざいせんじょう)
意味どんなときも戦場にいるような心構えでことにあたれという意味
語源戦いに負けて政治で這い上がった牧野家のエピソードから
類義語いざは常、常はいざなり
備えよ常に
英語訳Always prepare yourself as if you were in a battle field.
(常に戦場にいると思って準備しなさい)
Always conducting oneself as though one were on a battlefield.
(常に戦場に自分がいるかのように立ち回りなさい)

「常在戦場」は、仕事や部活動などのさまざまな場面で使うことのできる四字熟語です。語源や使い方をしっかりと理解しておきましょう。