故事成語「抜本塞源(ばっぽんそくげん)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、故事成語の「抜本塞源」です。

「抜本塞源」の意味、例文、由来、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「抜本塞源」の意味をスッキリ理解!

抜本塞源(ばっぽんそくげん):災いの原因になるものを徹底的に取り除くこと

「抜本塞源」の意味を詳しく

「抜本塞源」とは、災いの原因になるものを徹底的に取り除くことです。

ちなみに、「」とは木の根っこのことを表しています。

また、「」は水源のことを表しています。

 

木の根っこを抜き、水源をふさぎとめることから、上記のような意味が生まれました。

そして、「抜本塞源」はもともとは根本を忘れて道理を乱すたとえでした。

つまり、この言葉はもともとはネガティブな意味を表していたのです。

 

ちなみに、「本(もと)を抜き源を塞(ふさ)ぐ」と表記されることもあります。

そして、「抜本的」は「抜本塞源」が由来になってできた言葉です。

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「抜本塞源」の例文

  1. 抜本塞源の姿勢で問題点を洗い出し、徹底的に解決した。
  2. その会社は不祥事で失った信用を取り戻すため、抜本塞源の改革を行った。
  3. この国の政治は腐りきっている。今すぐ抜本塞源の改革を行うべきだ。

「抜本塞源」の由来

「抜本塞源」の出典は『春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)』の「昭公九年(しょうこうきゅうねん)」という章です。

中国の戦国時代のあるとき、晋(しん)が周(しゅう)という国家を攻めようとしました。

すると、周の国の景王(けいおう)は晋の平王(へいおう)に使いを出しました。

そして、「周を攻めることは同族の本家である周をないがしろにすることであり、木の根を抜いて水源をふさぐようなものだ」と言ったのです。

これが「抜本塞源」の由来になっています。

『春秋左氏伝』

『春秋左氏伝』は孔子が編纂したとされている『春秋』という歴史書の注釈書のひとつです。

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「抜本塞源」の類義語

「抜本塞源」には以下のような類義語があります。

  • 抽薪止沸(ちゅうしんしふつ)
  • 翦草除根(せんそうじょこん)
  • 釜底抽薪(ふていちゅうしん)
  • 断根枯葉(だんこんこよう)
  • 削株掘根(さくしゅくっこん)

「抜本塞源」の英語訳

「抜本塞源」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • eradication of evil
    (不正の根絶)
  • laying the ax to the root of evil
    (悪の根源に斧を入れる)
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まとめ

以上、この記事では「抜本塞源」について解説しました。

読み方抜本塞源(ばっぽんそくげん)
意味災いの原因になるものを徹底的に取り除くこと
由来『春秋左氏伝』の言葉から
類義語抽薪止沸、釜底抽薪、削株掘根、など
英語訳laying the ax to the root of evil
(悪の根源に斧を入れる)

「抜本塞源」自体はあまりなじみがない言葉かもしれませんが、「抜本的」は日常会話でもよく使われる言葉ですよね。

「抜本的」の由来になったこの故事成語もきちんと意味を把握しておきたいものです。

そして、この言葉を友達に教えてあげるのもいいかもしれません。

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