爆誕の意味とは?誕生日にツイッターで使う?元ネタも解説

言葉

爆誕とは「世間に衝撃を与えるような登場をすること」という意味です。

Twitterで見かけたけれど、使い方がよくわからないという方もいるのではないでしょうか。

どんな場面で使うのか気になりますよね。

この記事では、爆誕の意味や元ネタ、使い方まで詳しく解説します。

「爆誕」の意味

爆誕ばくたん

世間に衝撃を与えるような登場をすること

例:ものすごく不味いチョコが爆誕した。

爆誕は、「衝撃的な印象を与えながら登場すること」という意味です。

単に「生まれる」「現れる」だけでは伝えきれないほど、衝撃的な登場を表します。

爆誕は以下のように成り立っています。


  • 爆発のこと。大きな音を出して勢いよく飛び散ること

  • 生まれること

つまり、爆誕は「勢いよく生まれ出ること」を表します。

誕には「嘘をつく」という意味もある

誕という漢字には、「嘘やデタラメをつく」という意味もあります。

実際に以下の語では「嘘をつく」という意味で使われています。

  • 虚誕(きょたん)
    大袈裟に言うこと
  • 荒誕(こうたん)
    デタラメで大袈裟なこと
  • 妄誕(もうたん/ぼうたん)
    言葉に根拠がないこと

ただし、爆誕は「勢いよく嘘をつくこと」という意味ではありませんので、勘違いしないように注意しましょう。

「爆誕」の元ネタ

爆誕の元ネタは、漫画雑誌『コロコロコミック』で連載されていた漫画です

『コロコロコミック』に連載されていた漫画に、『スーパービックリマン』と『爆球連発!!スーパービーダマン』があります。

スーパービックリマン爆球連発!!スーパービーダマン
爆誕の登場場面1991年に掲載された関連記事ビーダマンが完成する時の台詞
連載時期1991年2月28日号
〜1993年3月号
1995年9月号
〜2001年12月号
あらすじ天使と悪魔の戦いを描いた物語。
お菓子・新決戦 スーパービックリマンチョコの基になった。
ビー玉を発射するおもちゃ・ビーダマンでの戦いを描いた物語。

1991年の『コロコロコミック』誌内で、『スーパービックリマン』の関連記事に爆誕が使われていたことから、先に使用したのは『スーパービックリマン』だとされます。

しかし、『爆球連発!!スーパービーダマン』でも台詞に使われていることから、どちらか1作品だけが元ネタではなく、『コロコロコミック』が元ネタとして考えられることが多いです。

ちなみに、爆誕は2021年現在も広辞苑には掲載されておらず、主にネット上で使うネット用語とされています。

コロコロコミック語とも言われる

爆誕は『コロコロコミック』の連載漫画で生まれたことから、コロコロコミック語として扱われることもあります。

「爆誕」が使われている例

爆誕は『コロコロコミック』以外でも以下のような作品で使われています。

  • 『フィネガンズ・ウェイク』
    1991年に刊行されたジェイムズ・ジョイスの小説の和訳
  • 『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』
    1999年7月に公開されたアニメ映画

上記のうち、『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』は、爆誕が有名になったきっかけとされています

この作品で脚本を務めた首藤剛志氏のコラムには、「映画を企画する時、株式会社小学館の重役にタイトルに爆誕を入れるように指示された」と書かれています。

「爆誕」の使い方

爆誕は名詞としても動詞としても使います。

また、主にTwitterなどのSNSで使うことが多いです

使う場面には、大きく分けて以下の2通りがあります。

  1. 感動を表す場面
  2. 誕生日を祝う場面

それぞれ例文と一緒に見ていきましょう。

使い方①生まれた感動を表す場面

爆誕は、何かが生まれた感動を表す場面で使います

ポジティブな感動に対しても、ネガティブな感動に対しても使うことができます。

例文
  1. ガチャで〇〇ちゃん爆誕
  2. 推しの可愛さが爆誕している画像を見て癒される。
  3. ものすごく不味いチョコが爆誕した。
  4. 令和爆誕
    ※平成から令和に改元された時によく使われたフレーズ

使い方②誕生日を祝う場面で使う

爆誕は、誕生日を祝う場面で使います

例文
  1. 〇〇ちゃん爆誕おめでとう!
  2. 第一子が爆誕しました!
  3. 爆誕祭のためにホールケーキ買った。
    ※爆誕祭:好きなキャラクターや俳優などを盛大に祝うこと

「爆誕」のTwitterでの使い方

Twitterでは、爆誕がプロフィール文に書かれることがあります

Twitterでは、「爆誕つける」が「誕生日を祝う」という意味で使われています。

そのため、プロフィール文に「(誕生日)→爆誕つけもいいよ」と書かれていたり、フォローした際の挨拶で「爆誕つけてもいいよ」と言われたりしたら、相手の誕生日を盛大に祝います。

また、誕生日に相手の名前の後に「@爆誕」をつけたツイートをすることで、お祝いの気持ちを表すこともあります。

爆誕を嫌がる人もいるので注意

爆誕は、「衝撃的な印象を与えながら登場すること」という意味です。

「誕生日を祝うだけなのに大袈裟だ」と考えて嫌う人もいるため、使う時には注意しましょう。

「爆誕」の類義語

爆誕には以下のような類義語があります。

  • 誕生(たんじょう)
    生まれること。人やものに対して使う
  • 生誕(せいたん)
    生まれること。偉人に対して使う
  • 彗星(すいせい)の如く現れる
    いきなり現れて注目を集めること
  • 衝撃の登場
    強い印象を与えて現れること
  • 鮮烈なデビュー
    はっきりわかるように目立って現れること

「爆誕」と「誕生」の違い

爆誕と誕生は、厳密な意味や使う場面が異なります

爆誕誕生
意味世間に衝撃を与えるような登場をすること生まれること
使う場面私的公的

爆誕のほうが誕生よりも、生まれることの衝撃が大きいです。

また、爆誕はオタク同士の会話など私的な場面でのみ使いますが、誕生は公的な場面や一般的な会話でも使います。

「爆誕」の英語訳

爆誕を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • sudden emergence
    (突然の出現)

「爆誕」がつく作品

爆誕は、2000年2月23日にリリースされたロックバンド・特撮のCDアルバム名としても使われています

特撮は、ロックミュージシャンの大槻ケンヂが率いるバンドです。

大槻にとって、アルバム『爆誕』はロックバンド・筋肉少女帯を脱退してから初めてリリースしたCDです。

「爆誕」のまとめ

以上、この記事では爆誕について解説しました。

読み方爆誕(ばくたん)
意味世間に衝撃を与えるような登場をすること
元ネタ漫画雑誌『コロコロコミック』で連載されていた漫画
類義語誕生
生誕
彗星の如く現れる など
英語訳sudden emergence
(突然の出現)

親しい人の誕生日には、爆誕を使ってお祝いしてみてはいかがでしょうか。

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まや
自称、誤字キラー。 Web記事でも誤字脱字を見逃しません。言葉が大好きです。 大学では言葉遊びについて研究していました。マイブームは日本語ラップを聴くこと。