みんなの好物!「ベーコン」「ハム」「ソーセージ」の違い

違いのギモン

「ベーコン」は、こんがり焼くとジューシーで美味しいですよね。サラダやサンドイッチに欠かせないハムも美味しいです。色々な種類がある「ソーセージ」は、ビールと一緒に味わっても、お弁当に入れても楽しめます。

「ベーコン」「ハム」「ソーセージ」は、すべて肉類を加工したものです。では、これらの違いは何でしょうか。

スポンサードリンク

結論:使われる肉の形によって名前が変わる

「ベーコン」は、豚の塊肉を使っています「ハム」は整形した豚肉を使っています「ソーセージ」は、ひき肉が主な材料になっています

これらの基準は、「ハム・ソーセージ類公正取引協議会」によって詳しく決められています。そのルールの名前は、「ハム・ソーセージ類の表示に関する公正競争規約」です。この記事では、「規約」と呼ぶことにします。

「ベーコン」をもっと詳しく

「ベーコン」は、塊肉を塩漬けまたは燻製(くんせい)にしたものを指します

 

規約では、「豚のばら肉(骨付のものを含む。)を整形し、塩漬(えんせき)し、及びくん煙したもの」をベーコンと呼んでいます。他にも、「ミドルベーコン」と「サイドベーコン」を整形したものもベーコンと呼んでいます。

また、「ベーコン類」は、豚バラ肉ではない材料でも良いことになっています。ただ、バラ肉以外はそれぞれの部位に合わせて「〇〇ベーコン」と呼ぶことになっています。

  • ミドルベーコン:豚の胴肉
  • サイドベーコン:豚の半丸枝肉(背骨に沿って分割した状態の塊肉)
  • ショルダーベーコン:豚のカタ肉
  • ロースベーコン:豚のロース肉
スポンサードリンク

「ハム」をもっと詳しく

「ハム」は、豚肉を整形し、塩漬けしてから包装して加熱したものと決められています

 

規約に書かれている製造工程の文章は非常に難解ですが、まとめると「燻製」「茹でる」「蒸す」のいずれかを使って加熱されていれば良いようです。

そして、規約では「ハム」という名前は出ておらず、すべて「〇〇ハム」となっています。ただし、「〇〇ハム」の定義のほぼすべてに、「燻製」「茹でる」「蒸す」のどれかをすることが書かれています。

ハムも、材料によって呼び方が区別されています。

  • ロースハム:豚のロース肉
  • ショルダーハム:豚のカタ肉
  • ベリーハム:豚のバラ肉

 

このほかにも、「ラックスハム」「骨付きハム」「ボンレスハム」などがあります。

ラックスハムは、豚のカタ・バラ・ロース肉を使い、低温で燻製または乾燥したものです。

骨付きハムとボンレスハムは、どちらも豚のモモ肉を使っていて、骨がないものを「ボンレスハム」と言います。

 

ハムの材料に、肉だけではなく「つなぎ」や調味料、添加物などが入っていると、「プレスハム」「混合プレスハム」「チョップドハム」と呼ばれます。ここでは、材料が豚肉に限られてはいません。豚肉以外の肉から作られていても、ハムと呼ばれる場合もあるのですね。

「ソーセージ」をもっと詳しく

「ソーセージ」は、ひき肉を味つけして詰め物にしたものを指します

「ベーコン」「ソーセージ」との大きな違いは、ひき肉を使っていることと、味つけしていることです

ソーセージにも様々な種類がありますが、ここでは最も有名な 3 種類のソーセージの違いを説明します。

「ウインナー」「フランクフルト」「ボロニアソーセージ」の違い

「ウインナー」「フランクフルト」「ボロニアソーセージ」は、太さと材料を詰める腸の種類によって呼び分けられています

太さ腸の材料
ウインナーソーセージ20mm 未満
フランクフルトソーセージ20mm 以上 36mm 未満
ボロニアソーセージ36mm 以上

太さによって呼び分けられているのは、イメージと一致していますよね。

ちなみに、太さと腸の材料が一致しない場合は、材料が優先されます。たとえば、羊腸を使っていれば、太さが 30mm でもフランクフルトではなくウインナーに分類されます。

スポンサードリンク

補足:「無塩せき」って何?

「無塩せき」という言葉を聞いたことはありませんか?何となく体によさそうな気がする言葉ですが、「ベーコン」「ハム」「ソーセージ」では、意味合いが少し違って使われています

「ベーコン」「ハム」では、発色剤を使わずに塩漬けしたものを「無塩せきベーコン」「無塩せきハム」と呼んでいます。

一方「ソーセージ」では、原料を塩漬けしていないものを「無塩せきソーセージ」と呼んでいます。

 

お弁当の定番の「たこさんウィンナー」をはじめ、多くのベーコン・ハム・ソーセージには、発色剤などの添加物が多く使われています。美味しそうな色にするための工夫ですが、添加物が少ない方が安全ですよね。

「無塩せき」の商品は、色がうすく美味しそうな見た目をしているわけではありませんが、添加物が少ないことを意味しているのです。

まとめ

以上、この記事では、「ベーコン」「ハム」「ソーセージ」の違いについて解説しました。

  • ベーコン:豚の塊肉を加工したもの
  • ハム:豚肉を整形して加工したもの
  • ソーセージ:ひき肉を味つけして加工したもの
ベーコンもハムもソーセージも、様々な種類があります。色々と試してみたいですね。

スポンサードリンク